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ケアマネージャー資格で看護師の職場の幅を広げよう!

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看護師・ケアマネメリットは?

看護師の中には、ケアマネージャーの資格を取ろうか迷っている人もいるでしょう。

しかし、ケアマネージャーの給料は看護師よりも低いし、取るメリットはあるのだろうかと疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。

今回は、看護師がケアマネージャーの資格を取るメリットについて解説していきます。

笑顔の女性看護師

お給料が下がってもケアマネージャーに転身するメリットなども分かる内容になっているので、ぜひ最後までお読みください。

目次

ケアマネージャーの資格を看護師が取るメリット

看護師が笑顔で笑っている写真

ケアマネージャーの資格は、介護福祉士の人が取るというイメージがある人も多いのではないでしょうか。

確かに、令和3年に実施された「第24回介護支援専門員実務研修受講試験」の職種別合格者割合では、介護福祉士が60.7%と半数以上となっていますが、次いで多いのは看護師・准看護師で、16.8%となっています。

さらに詳しい合格者人数などについて知りたい方は、厚生労働省の「第26回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」をご確認ください。

そして、看護師がケアマネージャーの資格を取るメリットとしては以下のようなことが挙げられます。

  • 看護の知識を活かしたケアプランの作成ができる
  • 医師との連携を上手くとれるケアマネージャーになれる
  • 体力的な負担が少ない
  • ワークライフバランスがとりやすい
  • ケアマネージャーとして働かなくても介護保険制度の知識を活かしながら仕事ができる

上記のように看護師だからこそ立てられるケアプランがあるので、興味のある人はぜひ前向きに検討してみましょう。

ケアマネージャー資格に看護師が合格するまでの手順

看護師がケアマネージャーの試験を受験するには、実務経験が5年以上必要です。

その後、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格したのちに、実務研修を受けることでケアマネージャーの資格を取ることができます。

ケアマネージャーの試験は、「介護支援分野」と「保健医療福祉サービスの分野」の科目から合計60問が出題されます。

以前は、看護師を対象として免除される科目がありましたが、現在は廃止されました。

しかし、医療分野では看護師としての知識も役立つため、他の資格で受験する人よりも有利といえるでしょう。

また、受験勉強には以下のような方法があります。

  • 本屋などで売っている参考書を使って自力で勉強する
  • ユーキャンなどの通信学習で勉強する
  • 予備校などでやっている「介護支援専門員実務研修受講試験」対策を受講する

私の場合は、本屋で売っている参考書を使って自力で勉強しました。

それにより、一発合格はしましたが、かなりギリギリの点数でした。

もし、確実に合格を目指すのであれば、通信教育や予備校できちんと試験対策をするといいでしょう。

予備校の場合は、受講料がかなり高いので、個人的にはユーキャンなどの通信教育がおすすめです。

生涯学習のユーキャン

ケアマネージャー資格を取った看護師のお給料問題

ケアマネージャーへの転職の場合、給料に関しては看護師よりも下がってしまう可能性が高いです。

しかし、看護師だからこそ利用者の体の状態も的確に判断したうえで、ケアプランを立てることが可能です。

また回復期病棟によっては、在宅復帰に向けて患者さんを支援する看護師もいます。

役割としては、患者さんの退院に向けてケアマネージャーとともに、ご自宅の環境の整備や介護サービスの導入などを一緒に検討していくことです。

このとき、介護保険制度やケアマネージャーの役割の知識があることで、ケアマネージャーとのやりとりがスムーズに行なえるでしょう。

そして、ケアマネージャーの資格を取ることで、在宅支援に向けた患者さんの支援をするポジションに抜擢される可能性もあります。

看護師からケアマネージャーに転身するときに、お給料が下がってしまうことは紛れもない事実です。

しかし、自身のキャリアアップや年を取った後はケアマネージャーの方が働きやすいため、取得しておいて損のない資格と言えるでしょう。

まとめ

今回は、看護師がケアマネージャーの資格を取るメリットについて、お伝えしてきました。

看護師がケアマネージャーの資格を取ることで、介護の視点だけでなく、利用者さんの持っている疾患や身体状況などを医学的な面からも判断した上で、ケアプランを立てることができます。

また、ケアマネージャーの資格を持っていることで、仕事の幅も広がり、いろいろな場所で活躍することが可能です。

ケアマネージャーの資格を取ったからといって、必ずすぐにケアマネージャーとして働かなくてはいけないというわけではありません。

私も、ケアマネージャーの資格は取ったものの、ケアマネージャーとして働くことはしていません。

しかし、デイサービスや訪問看護など在宅支援に携わる現場では、ケアマネージャーの資格試験や実務研修で学んだことがとても活かされました

したがって、ケアマネージャーの資格を取りたいと思い立ったら、取得に向けて動いていくのがおすすめです。

参考【2024年度介護支援専門員実務研修受講試験概要】(東京都の場合)

試験日時令和6年10月  日(日)午前10時(令和6年4月に発表されます)
申込受付期間令和6年 月  日(  )から
受験手数料12,800円(※コンビニエンスストアへの振込手数料として別途100円が必要)
合格発表令和6年12月 日( )

※介護支援専門員実務研修受講試験の受験申込期間や受験手数料は、各都道府県で違います。ご自分の受験する地域で必ず確認してください。
公益財団法人社会福祉振興・試験センター

(ライター:槇田佳織

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この記事を書いた人

看護師歴15年。急性期病棟、慢性期病棟、デイサービス、訪問看護とさまざまな場所で経験。出産を期に医療系メディアなどでの専業ライターに転身。悩みを抱えているママさん向けのカウンセラーとしても活動中。

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