- 新しい働き方にチャレンジしたいけど、何をすればいいかわからない。
- 自分の強みをどうやってアピールすればいいか悩む。
情報発信が大切だと言われていても、何をすればいいかわからない人は多いかもしれません。ただし個人で活動しようと考えているなら、情報発信は欠かせないもの。
私はアメブロ(Amebaブログ)を始めたおかげで、いろんな仲間とつながり、お仕事につなげることができました。
2021年の2月には、アメブロからの問い合わせで「ビートたけしのTVタックル」に取材されて出演しています。
この記事では、情報発信の必要性や仕事につなげるためのコツ、注意点をお伝えします。これを読めば、どんな方法で情報発信を始めればいいか分かりますよ!
情報発信とは?
「情報発信」とは言葉の通り、情報を発信することです。
具体的には、自分が何をしているのか、どのような人なのかを、自分以外の誰かに伝えること。
情報発信の手段には、さまざまな方法があります。
- ブログ
- SNS
- 動画、音声配信
なぜ情報発信が必要?
新しいことを始めたい、個人で仕事をしたいと思う看護師には、情報発信は欠かせません。その理由を詳しくお伝えします。
自分のことをアピールできる
情報発信が必要な一番の理由は、自分自身を知ってもらうこと。あなたにどんな魅力があるか、自分から発信しなければ相手にはなかなか伝わりません。
あなたが得意なこと、できることをアピールすることで、人とのつながりが増えたり、仕事につながったりします。
個人で活躍したいなら、ちゃんとアピールしましょう!
考えが整理される
情報発信するためには、まず自分の考えがまとまっている必要があります。ぐちゃぐちゃな思考回路を表現しようとしても、誰にも伝わりません。
情報発信の過程で、自分の考えが整理されます。
- 発信したいこと
- 今の自分に必要なもの
- 他の人にはない強み
頭の中を文章にすることで、ぼんやりしていたイメージが整理されます。
情報発信したものを残しておけば、あとから振り返って確認することもできますよ!
伝える力が身につく
発信するというのは、誰かにメッセージを伝えること。相手にどうやって理解してもらうかを考えることで、文章力や表現力といった伝える力が身につきます。
発信する時には、相手のことを考えなければいけません。
あなたが言いたいことを言うだけでは、誰にも伝わらないメッセージになってしまいます!
自分の強みを活かせる
あなたの経歴や経験は、誰にも真似できないあなただけのもの。
その経歴や経験を強みとしてアピールできれば、仕事につながることがあります。
私がTV番組「ビートたけしのTVタックル」から取材してもらえたのも、韓国在住×日本人×看護師という、他の人にはなかなか真似できない立場を最大限活用したからでした。
このように自分の経歴や経験、今いる環境などをうまくかけ合わせることで、あなただけの強みをつくりだすことができます。
「○○と言えばこの人」と思ってもらえたら、強みを活かせていると言えますね!
仕事につながる可能性がある
今の時代、発信力があれば個人でも活躍できるようになってきています。
例えばSNS(Social Networking Service=ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の強力な影響力は、一流企業や政治家も利用するほど。
発信内容が企業が求める内容とマッチしていれば、SNSから仕事につながることも。
このナースライフバランス研究室の看護師も、SNSのDM(ダイレクトメッセージ)機能を通じて、企業から仕事のオファーを受けています。
SNSでフォロワーの数が多かったり、本の出版やテレビ番組出演などの実績があったりすると、オファーを受けやすくなりますよ!
応援してもらえる
情報発信をしていると、同じような考えを持つ人や同じ行動をしている人から、不思議と応援してもらえることがあります。
私自身、韓国在住の方との出会いが広がり、応援してくれる方が増えました。
「ブログ見てますよ。応援しています」というメッセージを頂くこともあり、はげみになっています。
仲間が増える
人と人のつながりから仲間が増えるというのも、見逃せないメリットです。
同じ志を持った人たちがつながり、仲間になっていきます。
看護師の業界で言えば、働き方を改善したい、より楽しく働けるようなお手伝いがしたいという想いを持った人たちが、それぞれの才能を活かしてグループやコミュニティをつくっています。
このサイトを運営する、ナースライフバランス研究室もその1つ。
私は情報発信を続ける中でナースライフバランス研究室のことを知り、一緒に活動する仲間を見つけることができました。
情報が集まる
情報の発信者には、新しい情報が入ってくるという面もあります。
発信しようとする内容を調べることで、新しい知識が手に入ります。
メッセージを見た人から「こんなこともありますよ!」と教えてもらうことも。
実際にブログに砂糖の代用品について書いた時、私が知らない代用品を教えてくれる人がいました。
情報を提供することで、新しい情報も自然と集まるようになってくるのです。
このように、情報発信にはメリットがたくさんあります。
- 自分のことをアピールできる
- 考えが整理され
- 伝える力が身につく
- ブランディングにつながる
- 仕事につながる可能性がある
- 応援してもらえる
- 仲間が増える
- 情報が集まる
ここからは、どんな方法で発信をしていけばいいか見ていきましょう!
情報発信にはどんな方法がある?
情報発信の大切さがわかったところで、具体的にどうやって行うのか見ていきましょう。
簡単に投稿できる無料ブログ
文章や画像などを使って、不特定多数の人に向けて発信できるのがブログです。
ブログの種類は、有料無料あわせていくつもあります。
無料で使えるものは、次のようなブログです。
- Amebaブログ(アメブロ)
- はてなブログ
- note
- FC2ブログ
これらの無料ブログは運営会社が管理を行うので、簡単に始められて操作がしやすいというメリットがあります。
反対にデザインやレイアウトを自由に変更しづらい、というデメリットも。
デザインもレイアウトも自由に変えられる有料ブログ
有料でブログを始める場合、wordpressというツールを使う方法が代表的です。
運営や管理も自分で行うため、設定や記事の投稿などに時間がかかるというデメリットがあります。
ただデザインやレイアウトを自由に変えられるので、自分で細かく設定したい人にはメリットでと言えます。
私は情報発信という点では、簡単に始められる無料ブログをオススメします。
私が使っているアメブロは、操作しやすく簡単に記事の投稿ができるところがお気に入りです。
SNS
情報発信に欠かせない存在であるSNSは、それぞれのサービスごとに利用者の年代や目的に特徴があります。
Facebookは、実名でのプロフィール登録が必要です。
学歴や会社などの登録もあり、発信している人がどんな人なのかわかりやすいというメリットがあります。
登録するリアルな情報が多いため、自分の仕事を詳しく知ってもらいたい人にオススメです。
「こんな仕事をしました」や「○○さんと新しいサービスの話をしています」という投稿をすれば、具体的な自分の仕事やサービス内容を周りにアピールできます。
Instagramは、文章よりも写真や動画をメインとした投稿が多いことが特徴です。
メリットは、視覚に訴えたインパクトの強い発信ができること。
また興味のあるキーワードに#(ハッシュタグ)をつけることで、多くの人に届きやすくなるという特徴も。
Twitterは匿名のユーザーが多く、リアルタイムで旬な情報の発信に適しています。
「リツイート」という投稿をシェアする機能を使って、一気に拡散されすいのが特徴。
一つのツイートで何千、何万人もの人に拡散されることを「バズる」といい、一気に自分のことを知ってもらえる可能性があります。
デメリットは、140文字以内で投稿するという文字制限があること、発言内容を編集する機能がないことです。
- Facebook:仕事やイベントなどの出来事を写真つきでアップする看護師が多い。リアルな仕事内容がを伝えやすい。
- Instagram:看護師にまつわるエピソードを漫画などで発信。視覚的にアピールできる人には効果的。
- Twitter:日常の出来事や考えから、仕事内容までさまざまな投稿がある。匿名で活動するならTwitterがオススメ。
動画・音声配信サービス
動画や音声を使うことで、文字とは違う情報を伝えることが可能です。
YouTube
YouTubeは世界最大の動画共有サービスです。
誰でも動画を発信できて、視覚と聴覚でわかりやすい情報を伝えられるというのがメリットです。
デメリットは動画撮影・編集などの技術が必要、動画準備の段階でコストがかかること。
YouTubeで活躍する看護師は、看護学生向けの勉強や看護師の日常などを発信しています。
ナースライフバランス研究室ではナース図鑑LIVEnowというチャンネルで、さまざまな働き方をする看護師を紹介しています。
音声メディア
音声メディアには、音声配信サービスやインターネットラジオなどがあります。
誰でも始められる音声メディアには、stand.fm(スタンドエフエム)やHimalaya(ヒマラヤ)などがあります。
話すだけで投稿できるため、短時間でアップすることが可能。
音声メディア自体がまだ多く知られておらず、拡散されにくいというデメリットがあります。
その反面、今のうちに始めておけば利用者が増えた時に有利になるというメリットもあります。
まずは自分に合った方法で発信することが大切です!
情報発信で大切なこと
では実際に発信を始める時には、どんなことに注意すればよいのでしょうか?
正しく役に立つ情報を発信する
情報は人の行動を変える可能性があるため、正しいのはもちろん、役に立つ情報を提供していく必要があります。
あいまいな知識は、正しい情報を調べたうえで発信するようにしましょう。間違った情報により、誰かが傷つく可能性さえあります。
あなたが言いたいことだけではなく、ちゃんと誰かの役に立つ情報を発信するように心がけましょう!
発言に一貫性を持つ
情報発信していても、いつも違うことを言ってる人がいたら「この人は何の人なんだろう?」と思われてしまいます。
その人がどういう人なのか、伝わりづらくなってしまいます。
発言内容に一貫性を持つことで、あなただけのイメージをつくることにつながります。
個人情報には要注意!
インターネットで発信した情報は、子どもから大人まで世界中の誰でも見ることが可能です。
そのため発信する時の個人情報には、細心の注意が必要。
例えば、誰かと撮った写真や、知人から言われた言葉などを投稿することで、知らないうちに誰かの個人情報をさらしてしまう可能性があります。
あまり知られていないのが、写真に含まれるGPS情報(場所を示す情報)です。
何も写っていない写真でも、GPS情報を調べれば、その写真がどこで撮られているかが特定されてしまいます。
患者さんとのエピソードを出す時には、特に気をつなければなりません。
内容を変えて個人が特定できないようにする配慮はもちろん、誰が読んでも傷つかないような文章、言葉選びをしましょう。
目的をはっきりさせておくこと
情報発信を始めるなら、何のためにするのかをハッキリさせておくことが大切です。
趣味で楽しみたいだけなら、好きに発信しても問題ありません。
ただし情報発信を通して仲間や仕事が欲しいなら、発信方法や内容が変わってきます。
あくまで情報発信は手段なので、どんな目的でやるのかはっきりさせておきましょう。
続けるにはとにかく楽しむこと
情報発信には注意しなければならないことが多くありますが、まずは続けることが一番大切。
継続して発信するコツは、とにかく楽しむことです。
目的がハッキリしていても、楽しくなければなかなか続けられないもの。
私は1カ月で何記事書けたかを確認し、増えた記事の分だけ自分の経験値が上がると思って楽しんでいます。
「誰かが読んでくれている」と信じることも、はげみになっています。
まとめ
新しく何かを始めたい人にとって、情報発信は欠かせません。
仕事が欲しい、仲間をつくりたいなど目的をハッキリさせた上で、楽しみながら始めてみることをオススメします。
私が仕事や仲間ができたのも、情報発信を始めたおかげです。
ぜひ自分に合った方法で、情報発信を始めてみましょう。