新型コロナウイルスの影響で世界が大きく変化し、私たちの生活スタイルも新しいものに変わりつつあります。同時に、医療者である私たちの働き方にも変化が起こっています。
世の中の変化に合わせ、今までの経験を発揮させたい、そしてこれからの看護師人生を充実させたい
そんな思いで始めた看護師ライターという仕事。
今回アラフィフナースである筆者が、新しい働き方への挑戦し始めたことについてお伝えします。同世代で働き方に悩むナース必見です。
仕事の本音
私の今までの働き方というと、慌ただしく1日が過ぎていくという毎日でした。時間をさかのぼって状況を思い出し、確認もれや申し送りもれがないかと、常に自分自身の頭を整理していました。
仕事量や役割が多く、自分の器以上になっていないかいつも考えてしまいます。結局は精神力で乗り切るパターン。世代のお陰でしょうか?同じ世代の方、心当たりはありませんか?
看護師ライターという新たな働き方との出会い
体力が無くなってきているという現実を受け止め、コロナ禍の中で働き方を振り返ってみました。
毎日ヘトヘトで、帰宅する時にはグッタリ。このような働き方では限界を考え、ある程度の余裕がある働き方を模索し始めます。
こんな考えをしていると、看護師以外の仕事が魅力的に見えることもたくさんあります。でも、長い間培ってきた経験や看護観を無駄にしたくありません。
そんな時にSNSで見つけたのが「看護師ライター養成講座」です。その瞬間の興奮は今も忘れません。「これだ!」と。
アラフィフからの挑戦
直感を大事にし「ノリと適応能力は20代や30代に負けない」という意気込みで、ライターという働き方にトライしてみました。
思いや経験を言葉にして表現できるライターってカッコいい、ライターとして輝きたい、そんな密かな思いも!
看護現場とは違う感覚で、自分が輝けるスキルを増やすことができるのは素敵なことです。柔軟なフットワークで、勇気を出しての挑戦。
この記事が私のデビュー作です。もちろん、まだ文章は上手に書けません。何度も何度も見てもらって、何度も何度も書き直してきました。それでも、こうやって世の中に出すことができました。
そうです、アラフィフでもスタートできたんです。私がスタート出来たんだから、あなたも出来ます。
自分の価値を知る
看護師ライターへのチャレンジと同時に、自分自身の価値についても見つめ直してみました。
- どんな経験が必要とされているか
- 自分にしかできないことはなにか
- 言葉にして伝えたいことはなにか
このような質問を自分にすることで、少しずつ自分のことがわかってきました。自分を知った上で、人の役に立つ情報発信ができれば、信頼と価値に繋がるのではないかと考えます。
信頼を積み上げる大変さと大切さは、同世代のみなさんはよくご承知ですよね。自分の価値は、いままで奮闘してきたことそのもの。長い道のりがギュッと凝縮されています。自分を知ることは、人生を変えることかもしれません。同世代のみなさん、自分のことを知って、これからの人生を考え直してみませんか?
まとめ
「働き方は人生を大きく変えるかもしれない、大切なもの。たった一度の人生、どんな夢も叶えたい。なりたい自分になりたい」
その思いで、私は動き出しました。
次はあなたの番です。同世代のあなたに、このエールが届くことを願っています。