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看護師から個人事業主へ新しい一歩の踏み出し方

自分らしい働き方とはどのようなものでしょうか。
みなさんも今までに何度かぶつかった問いではないでしょうか。

私は今、訪問看護ステーションで管理者として働いています。人生後半に入ると身体がつらくなってきました。同時に、自分がこれから何をしたいのか、何ができるのかを考えるようになりました。そして、皮膚・排泄ケア認定看護師として、自分の持つ知識や技術を医療・看護・介護の垣根なく広く伝えたいという自分の思いにたどりつきました。

しかし、常勤で働きながらでは、その思いを実現するのは難しいことはわかっていました。

そこで個人事業主になる、という働き方を選択しました。希望と不安の中で新たな一歩を踏み出そうとしているみなさんが、今何をすべきかを考える参考になればと思い私の経験を語ります。

目次

看護師から個人事業主へ~新しい働き方への不安~

実際に看護師から個人事業主として独立する時期が近くなればなるほど、新しいことが始まる期待と不安が大きくなっていきました

私は20年近く病院で働いてきました。5年をめどに環境や人との新しい出会いを求め転職を繰り返してきました。その間に病院に勧められて認定看護師の資格を取得しました。また、訪問看護をたちあげるから一緒にやってみないかと誘われ、右も左もわからない訪問看護の世界に飛び込みました。ずっと現場で働こうと思っていましたが、視野を広げるべく訪問看護ステーションの管理者になりました。看護師として、たくさんの経験をさせてもらいありがたく思っています。

そんなふうに看護師として経験を重ねてきた私ですが、個人事業主になると決めてからの不安は今までとは違うものでした。
現在の職場は理解があり、個人事業主としての働き方をはじめるにあたって助言やホームページの立ち上げなど手厚くフォローしてくださいました。

それでも、いくつもの不安が心に浮かんできました。個人事業主として働いていけるのか、収入はどうなるのか、生活はしていけるのか。やらなくてはいけない準備はなにか、手続きはなにか。ちゃんと手続きしないと、その気はなかったのに「脱税だ!」とかいって、税務署が押しかけてくるのではないかとまで考えました。

それは、看護師とは違う新しい働き方への第一歩を踏み出そうとしているからこその不安ではないのかと、考えました。
ではどうすれば不安が軽減できるのでしょうか。

それには個人事業主という働き方が、今までの看護師としての働き方とどう違うのか、分析し理解する必要があるのではないかと思い至りました。

新しい働き方の第一歩を安心して踏み出すために、みなさんも一緒に考えてみませんか。

看護師から個人事業主へ~新しい働き方を分析し理解しよう~

会社員が会社に守られ働いているように、看護師も雇い主である病院などの職場から守られて働いています。まず雇用契約を結ぶことで勤務時間が定められ、給与を受け取っています。常勤で働いている場合は、自分で計算や手続きをするべき税金や社会保険の納付も職場がすべて代理で行ってくれます。看護師の仕事は忙しく大変なことも多いですが、守られた中で私たちは働いていたのです。

しかし働き方を変えることで、その守られた場所から第一歩を踏み出すことになるかもしれません。それを分析してみましょう。

では、看護師の働き方の主なパターンをみていきましょう。

最も多いのが病院や訪問看護ステーションなどに看護師として雇用されるケースです。契約を交わし、定められた勤務時間を働いて給与をもらいます。派遣看護師は、契約先が派遣会社になります。税金などの複雑な手続きも代理で行ってくれます。

最近注目されているのは、病院などに勤務しながら隙間時間に副業をするパターンです。過労に注意が必要で、副業の時間を確保するために転職する方も少なくありません。副業での収入金額によっては確定申告が必要となります。職場が副業に理解があるかどうかも大事な問題です。

開業届けを出して個人事業主になる方法もあります。その際には、健康保険や年金、確定申告などの手続きが必要となってきます。イメージとしては、看護師以外の資格を活かすなどして副業がメインになった状態といえるでしょう。プチ起業しながら、一定の収入を確保するために隙間時間に看護師を行う働き方です。事業が軌道にのれば看護師をやめる選択もあり得ます。フリーランス看護師は個人で看護師契約をしている個人事業主です。

会社経営者になるには個人事業主よりも多くの手続きが必要になります。また人を雇い、責任はより重くなりますが、意思決定の自由度は高まります。

看護師から個人事業主へ~私の働き方は~

私は、個人事業主の道を選びました。

職場と契約を結んで週3日は訪問看護の現場で皮膚・排泄ケア認定看護師の資格をいかしながら働いていきます。そして、やりかった皮膚・排泄ケア認定看護師としての知識や技術を広げるセミナーや、介護施設などへの積極的な介入、ライター、漫画家として働きたいという贅沢な夢を実現させるためです。

そのために、自分のこれまでとこれからの働き方の位置づけを分析しました。個人で契約する看護師となること、個人事業主として開業届けを出し、税金関係の手続きをすることなどがわかりました。自分で責任を負うことは不安ですが、働き方の位置づけが理解できたことで不安が減り、少しだけ覚悟ができた気がします。
まだまだ駆け出しの個人事業主なので新しい発見や失敗があると思いますが、それもまたみなさんと共有し、これからに役立ててもらえればと思います。

まとめ~看護師から個人事業主へ~

自分で働き方が選べる時代。
とても幸運で魅力的な時代です。
後悔のない働き方ができるように。
一緒に新しい第一歩を踏み出していきましょう。

(ライター:坂田さち子

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この記事を書いた人

メディアを運営しているナースライフバランス研究室です。「働き方を変えたい」「何かにチャレンジしてみたい」そんなあなたの新たな一歩を応援していきます。

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