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訪問看護への転職活動はいつから始めたの?いい職場で働きたいを叶える転職のタイミング

看護師の転職活動はいつから始めたら良いのでしょうか。
また良い職場で働くことを叶える転職のタイミングはあるのでしょうか。
現在需要が拡大している、家庭との両立もしやすい訪問看護への転職。訪問看護は時期に関わらず募集も多い印象です。良い職場に出会い、理想の働き方を叶える方法を体験談を元にお伝えします。

目次

新しい職場でのスタートを考える

仕事子育てに悩んでいる女の人のイラスト

私が転職を決めた1番の理由は、子育てとの両立です。子どものライフスタイルに合わせて通勤時間や勤務時間を極力減らしたいと思いました。保育園や職場を家から5分程度の所にしました。
また、前の職場では常勤の条件が夜勤有りだったからです。転職先は、平日日勤のみ・土日祝日休み・時短勤務で開始できる職場を選びました。転職先は勤務内容や給与について、自分の希望する条件を明確にして探しました。

転職活動を始めるなら3ヶ月前

転職活動を始めるなら3か月前と良く聞きますが、実際はどうでしょうか。退職の意思表明に関して会社により就業規則が異なるため、確認が必要です。私の前の職場では、1年前に申し出るようにとの規則がありました。

民法では退職の2週間前までと定められていますが、退職交渉や転職準備、業務の引き継ぎには1〜2ヶ月の期間が必要です。病院側も、人員確保や配置転換を考える必要があるため、3ヶ月以上は転職活動の時期を確保すると良いですね。

良い職場に出会うための転職活動

私は良い職場に出会うために、1年前から情報収集をしました。働いている人の声を聴いたり調べたりして、自分の生活と無理なく両立できるかを確認しました。おおまかな業務内容、急な欠勤への対応方法なども教えてもらいました。

「転職しようかな…」と思ったとき、まずは本当に転職が必要なのかを良く考える必要があります。看護師によるオンラインメンターシップ「メンターナース」などを利用し、キャリアを相談するのもいいと思います。転職したいと思ったきっかけや将来の目標などを一緒に考えて転職が必要かを考えることもできますよ。転職の意思が固まったら、所属長に伝え、転職活動を開始します。

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転職活動は、まず自分の勤務条件を明らかにすることが大切です。転職サイト(有料人材紹介)では条件を絞って検索することができます。職務経歴書の添削や面接のアドバイスなどのサポートを受けることができます。

転職先の候補を2,3個に絞ってからは、訪問看護ステーションのホームページにアクセスし採用ページから応募することもできます。直接採用で転職お祝い金制度を取り入れている企業もあります。

実際の訪問看護ステーション選びでの注意点

悩んでいる看護師の写真

病院と違って訪問看護では完全担当制の場合があります。自分が休む場合に他のスタッフに代行訪問を頼むことやスケジュールの調整が必要な場合があります。
私は子どもが2歳のときに転職したため、転職後に体調を崩し発熱で休むことが多かったです。転職から3ヶ月程経った頃、新しい環境での緊張もあったのか私も体調を崩してしまいました。休みと代行が多く利用者さんを不安にさせてしまったり、スタッフにもスケジュール調整でとても迷惑をかけたりました。どうしても自分が訪問に行かないといけない場合もあり、家族と予定の調整をして子どもの面倒を見てもらったこともあります。このような細かい業務内容も入職前に知りたかったことでした。子どもが4歳をすぎると風邪を引くことが少なくなってきますが、それまでは発熱することも多いです。事前に担当制か否かを確認できると、安心して転職先での仕事を開始できますよ。

転職活動におすすめの時期

働くスタッフの笑顔

4月に新入社員が入るため、教育のための人員確保が必要です。既卒であればその時期よりも早めに入職することで、新入社員が入る前にある程度業務に慣れることができるので喜ばれます。訪問看護は常に利用者の増減がありますので、特におすすめの入職時期はないかもしれません。

訪問看護の転職活動時期

訪問看護は時期に関わらず看護師を募集している所が多い印象です。高齢社会に向けて、需要も増えています。転職先に希望の入職時期を伝えると、臨機応変に対応してくれるところもあります。インターンシップなどをする場合は、時期に余裕を持って転職活動することをお勧めします。

平行して退職準備・入職準備も始めよう

転職先に内定してから退職までの期間は10ヶ月程あり、私は退職交渉に時間がかかりました。異動や勤務条件の変更を提案され迷うこともありましたが、転職の意思は変わらないことを伝え続けました。退職しないでほしいとお願いされる場合には、転職先との入職日の調整も必要となります。

退職日の調整

私は年度途中の退職で、退職から転職先への入職まで休暇はありませんでした。

病院としては年度末までいてもらいたい、できる限り長く働いてもらいたいという病院側の思いもありました。年度末退職した同僚は、最後に2週間ほど有給をつけてもらえたそうです。

転職先への入職まで、ゆっくりと時間を過ごすか、切れ目なく働くかも自分で選択できますよ。

入職前の準備

患者さんと笑っている看護師

訪問看護は初めてだったので、写真付きの訪問看護の実際がわかる参考書を購入しました。家の中でどのように療養しているのか具体的にイメージができ、転職後も比較的スムーズに取り組むことができました。訪問看護は移動手段として車、原付バイク、電動自転車などを利用することが多いです。日焼け対策できる帽子やUVカット付きメガネ、日焼け止め、カーディガン、雨具、自転車のクッションなどを準備しました。事前に自分で準備するものは、転職先に確認すると良いでしょう。

まとめ:いい職場で働きたいを叶える転職のタイミングについて

転職活動は3ヶ月程度が一般的ですが、転職の意思は就業規定に沿って早めに上司に伝えます。転職先の勤務条件を明確にし、的を絞って探します。
理想の働き方を叶えるための情報を得て、自分の目でしっかりと確認し選択することが必要です。訪問看護は現在需要が拡大しており、日勤のみで働けるなど家庭との両立もしやすいためおすすめです。余裕を持って自分に合った職場探しと円満な退職、転職につなげましょう。

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この記事を書いた人

看護師ライター、PRナース。祖父母とサスペンスや科捜研のドラマを見て育った。ICU/CCU、心臓カテーテル検査介助、外来、病棟の応援ナース、訪問看護を経験。家庭と両立できる働き方を実践中。心豊かに過ごす工夫をしています。

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