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前職の経験を活かして質の高い看護を!社会人経験を武器に、尊重し合える仲間と働く~柏市立柏病院~

異業種を経験してから看護師になる人は意外と多く、特に30代や40代で新人看護師として働く方も少なくありません。若い看護師たちと一緒に働けるか、技術や知識をスムーズに習得できるか、不安な気持ちもあるかもしれません。だからこそ、自分に合った職場選びが大切です。今回は、社会人経験を経て看護師として活躍している方々のリアルな声をお届けします。柏市立柏病院に勤務されている2年目の山口さんと、山口さんのプリセプターだった看護師4年目の河野さんにインタビューをさせていただきました。

目次

看護師になった経緯と仕事のやりがい

「自分の中の仕事のやりがいが、お客さんに喜んでもらうことだなって気付きました。そこから、もっと直接的に人と関わるような仕事がしたいと考えました。」 (山口さん)

山口さんは看護師になる前に、自動車部品の販売員を5年間ほど経験されています。販売業務を通じて、人に喜んでもらうことにやりがいを感じていました。お客様との会話を通して希望に合った商品をご紹介できたり、いい買い物ができたりした時に、ありがとうと言われることが仕事のやりがいになっていたそうです。販売員として5年ぐらい経った頃に、自分の中の仕事のやりがいが「お客さんに喜んでもらうこと」だと気づき、「もっと直接的に人と関わるような仕事がしたい」と考えたのが看護師を目指したきっかけでした。看護師として働いているご家族がいたことで、看護職という仕事が身近にある環境だったことも後押しになりました。

「病状や家族の問題など、深い話までできることは看護師のやりがいだと思います。」(山口さん)

飲水制限のある患者さんとの関わりの中で、飲水量を増やさずに口渇を軽減する看護として、凍らせた冷たい綿棒を使って喉を潤すように先輩看護師と一緒に取り組みました。その他にも、終末期の患者さんが他病棟で入院しているご家族に会えるように、病棟間を超えて面会ができるように先輩看護師と一緒に手配しました。どちらも、工夫次第で患者さんの満足度を高められると感じた瞬間です。

「患者さんといっぱい話すようにしてます。家でどうしてたのか、そんなことから聞いたりします。」(河野さん)

河野さんは、患者さんやご家族から自宅での生活状況を聞き、入院中でも続けられることを実践されて患者さんの変化を感じられたそうです。プリセプターの河野さんの背中を見て、山口さんは「どんな小さいケアでもいいから1日1ケアやろう」という教えを大切にしているそうです。5分でもいい、爪切りなどの簡単な清潔ケアや足浴、洗髪などのケアを通して患者さんとのコミュニケーションから看護の工夫を見出しています。

医師や上司との距離が近く、同僚とも仲良し

「看護師が先生に気軽に質問しますし、先生と看護師が一緒にやって行くという印象があります。」(山口さん)

山口さんは病院見学で、師長さんが他の看護師とのすれ違いに「調子どう?」と声をかけている様子に好感を持てたそうです。実際に働き始めてもその印象は変わらず、温かい人間関係が日々の業務を支えています

「同期はほとんど10歳くらい年下で女性ばかりですが、一緒によく食事に行きますね。」(山口さん)

社会人経験がある場合に多くは年下の同期ですが、仲良く助け合いながら看護師として成長を続けられる環境があるそうです。

指導も手厚く、憧れの先輩がいます

河野さんは新卒3年目で、昨年度まで山口さんのプリセプターを担当しました。山口さんの先輩となる河野さんとのインタビューを通じて、柏市立柏病院の心温まる職場環境をご紹介します。

「山口さんとは最初は緊張したけど、真面目で一生懸命で。年上だからといって気にしたことはなかったです。ご飯も一緒に行きましたね。むしろ山口さんから教えて頂くことも。山口さんの看護からも学んだなぁって思うところはいっぱいありました」(河野さん)

社会人を経験してから看護師になると、プリセプターとプリセプティの年齢が逆転することもあります。看護師としては先輩だけど、人生経験は自分の方が先輩。どんな風に関わったらいいかお互いに緊張しますが、お互いを尊敬し合う素敵な関係を築かれていました

「河野さんはすごい話しやすくて、色々と質問できました。コミュニケーション能力も高く、患者さんへの声かけが上手で勉強になります。」(山口さん)

憧れの先輩や指導についても伺いました。

河野さんはすぐに、憧れの先輩がいます!と教えてくれました。「同じ病棟にいる男性看護師で、患者さんに優しく看護の視点を持ちながら接していてカッコイイです!悩みがあると、一緒になって考えてくれます。」と話します。

ラダーに沿って技術を指導してもらえて、教育も充実しているそうです。

柏市立柏病院の魅力

柏市立柏病院は、令和10年に新病院への建て替えを予定しています
また、ナースまつり2023で行われた「第1回 日本一働きやすい病院アワード」にて「ワクワク病院賞」を受賞されました。実際に働いていて良いと思うところを、お二人に伺いました。

「お休みの数は多いです。希望も一通り通りますね。あとは、食堂のご飯が安くて美味しい。一人暮らしなので、助かってます。」(河野さん)

柏市立柏病院は市の給与形態に準じており、休日数については、土日祝日カレンダー通りにあります。そこに加えて、夏季休暇、年末年始の休日もあり、昨年実績で約130日はあったそうです。休みが多く、希望が通りやすいのは働きやすいポイントです。食堂は1食300円で食べることができます。

「男性も多い職場で、年齢層も幅広い感じです。自分の年齢を気にしなくてもいい印象ですね。」(山口さん)

また、男性看護師が多くいるのも特徴の一つです。どの部署にも男性看護師が配属されています。山口さんのように社会人経験を経てから看護師になった方など、多様なスタッフで尊重し合える職場の雰囲気があります。

【まとめ】

河野さんと山口さんのエピソードからは、職場での良好な人間関係と助け合う風土を感じました。異業種からのキャリアチェンジは勇気が必要ですが、その経験は必ず看護に活かせます。今回の山口さんのお話からも、前職の経験と自分のやりがいを意識して働くことができると感じました。皆さんの新たなキャリアを描く一助となれば幸いです。

柏市立柏病院について

公益財団法人 柏市医療公社 柏市立柏病院
〒277-0825 千葉県柏市布施1-3
TEL:04-7134-2000

柏市立柏病院

柏市立柏病院 看護部について

柏市立柏病院看護部


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令和10年に新施設へ建て替えが決定!

 

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この記事を書いた人

30歳で看護師免許を取得し、現在は有料老人ホームに非常勤として在籍している。週3~4日勤務で働く、自称ゆるナース。クラシック音楽鑑賞とお笑いが大好きな40代ママナース。

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