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看護師が起業できる美容サロン~美と健康のエステ・フェイシャルレメディ~

看護師としてのキャリアを広げたり、起業に挑戦してみたいと思いませんか?
看護師の専門知識や身体の悩みに真摯に向き合う姿勢は、美容業界やさまざまな分野で活かされる可能性があります。

今回は、心理学や脳科学、予防医学を融合させたサロンを開業したフェイシャルレメディストの大隅貴子さんをご紹介します。大隅さんのサロン開業までの道のりやフェイシャルレメディの魅力を知ることで、あなたの起業への一歩が踏み出せるかもしれません。新しいキャリアの可能性を探ってみませんか。

目次

看護師から起業し美容の世界へ

看護師としてのキャリアは?

30年以上、循環器の専門病院で急性期看護に従事しています。がん看護に興味を抱いていたものの、循環器の病棟に配属されたことでその道に進むことになりました。新型コロナウイルスの影響で循環器専門病院が閉院し、現在は系列病院の急性期病棟でフルタイム勤務をしています。

私はどちらかと言うと、「厳しい看護師」だと思います。患者さんの健康を最優先に考え、正論を持って接しています。この姿勢は、時には意見が対立することもあるんです。ですが、最終的に体調が良くなり患者さんから「ありがとうございました」と感謝されることが多いですね。

看護師から起業の転機〜フェイシャルレメディとの出会い

看護師として働く中で、同僚たちの疲れや肩こりなど体の不調に悩む姿を見てきました。苦痛を緩和できないか?と独学で習得したマッサージを、同僚に提供していました。すると周囲から「マッサージが向いている」と仕事として勧められることが増えたんです。その言葉に背中を押され、学校を調べていました。国家資格を取得するためには、3年の通学が必要で、仕事を辞めなければならなかったのです。学びたい気持ちを抱えつつ断念していました。そんな折、SNSで岩崎るみ先生の予防医学に基づいた「フェイシャルレメディ」を見つけたんです。顔から健康を目指すメゾットに強い興味を持ち、すぐに体験会に参加しました。仕事を続けながら学べる環境と、充実した技術へのサポートに惹かれ、新たな学びをする決断をしました。

看護師が惹かれたエステ:フェイシャルメレディの魅力

内側から輝く美しさへ 

美しさは内面から生まれます。多くのエステは、外見の美しさを重視しがちです。フェイシャルレメディは、内面の感情や思考のクセに焦点を当て、それらが引き起こす問題を解決します。たとえば、眉間のシワは悩みの持ち主であることが多いです。ヒアルロン酸注射を使うのではなく、原因を取り除き、感情を整えることが大切です。この施術は、ホルモンバランスや自律神経を整え、自然治癒力を高める手助けをします。私も、フェイシャルレメディで考え方が変わりました。

ストレスは健康に悪影響を与え、体調不良やホルモンのバランスを崩す原因になりますよね。最終的に、さまざまな病気を引き起こす可能性もあります。そのため、フェイシャルレメディは、ストレスを緩和し心身の健康維持や予防に効果的です。そうして内面から変わることができる点が、フェイシャルレメディの魅力です。

フェイシャルレメディのオリジナルメソッド

フェイシャルレメディのマッサージは、まるで子どもやペットを撫でるようなリズムです。この心地良いリズムが、オキシトシンという幸福ホルモンの分泌を促します。これにより自律神経が整えられ、ストレスが和らぎます。施術の際には、感情に合った精油も使用します。これにより感情のブロックが外れ、心身ともにリフレッシュできるんです。最後には、頭蓋骨と脳脊髄液の調整を行い、体の内部からのバランスも整えていきます。また顔のしこりから陰陽五行に基づく5つのタイプ診断も行い、その方に合ったセルフケアもお伝えしています。

看護師×エステ:美容サロン起業後の活動 

看護師が美容サロンを開業

サロンを開くなんて、実は全く考えていませんでした。フェイシャルレメディを、周りの大切な人たちにただ届けたいという想いが強かったからです。しかし、スクールでの学びの中で、個人サロン向けの指導を受けているうちに、その気持ちが変わりました。

周りの後押しを受け、2023年3月25日「private salon Cing(プライベートサロン サンク)」をオープン。このサロンは、お客様一人ひとりにしっかり向き合うために生まれました。現在、週に1度の土曜日に完全予約制で営業しています。施術は90分メニューで、1日に3名のお客さまをお迎えしています。

看護師×フェイシャルエステの仕事内容

看護部長の提案で、私たちの病院では職員向けにフェイシャルレメディを提供しています。平日は忙しくて受けられない方が多いため、日曜日に施術を提供しています。勤務終了後の18時から、クレンジングやマッサージ、ドレナージュなど約30分の施術内容でリラックスとリフレッシュができるようになっています。疲れやストレスを感じている看護師仲間に特に利用してもらいたいですね。夜勤などで生活が不規則になり、慢性的な頭痛や不眠に悩む方も多いため、その改善を助けたいです。施術を受けた方からは「よく眠れるようになった」という声もいただいています。

ただし、フェイシャルレメディの認知度がまだ低いと感じています。今後は、より多くの職員にその効果を知ってもらうため、さまざまな取り組みをしていくつもりです。

看護師とサロン業務の両立

病院勤務とサロン業務は「疲れないの?」という質問を良くされますが、実はとても元気です。施術中にオキシトシンホルモンが分泌され、自分自身も癒される時間となっているからです。サロンの施術は1日3人を基本にしており、休息の時間もあります。仕事が休みの日に施術を行い、予約がない場合はしっかりとお休みを取れるので、体力的には問題ありません。

看護師×美容サロンの今後の活動目標

今後は、サロンの営業日を増やしていきたいと考えています。特に、小さなお子さんがいて来られない場合など、出張サービスをしたいです。もっと多くの人にフェイシャルレメディを知ってもらいたいですね。

最近、若い人たちを見ると、感情的なつながりが薄れているように感じます。自分だけが良ければいいという風潮があるように思えます。皆さんの人間関係が良くなり、優しい世界を作る手助けができればと願っています。そのために、フェイシャルレメディを通じて心と体のサポートを行いたいと思っています。

サロンの情報

PrivateSalonCinq(プライベートサロン サンク)

北千住駅西口徒歩10分 千住中居町

ご予約はこちらから

美と健康のエステフェイシャルレメディの体験談とお客様の声

美と健康のエステフェイシャルメレディで変わるお肌と心の変化

長く通ってくださるお客様からは、肌だけでなく心にも変化が現れているとお声をいただいています。例えば、以前は旦那さんのことでイライラしていたのに、今ではそのストレスがほとんどなくなったとのこと。周囲から美肌になったと褒められることが増えたそうです。彼女は「肌だけでなく、全身が整ってきた」と言っています。施術を受けることでストレスが軽減し、心身のバランスが整う効果を感じられているのだと思います。

また、睡眠に悩んでいた男性のお客様も、施術を重ねるごとに「眠れないことを気にしなくなった」と言われています。思考の癖に気づき、少しずつ自分を受け入れることができるようになってきたとのことです。

美と健康のエステ フェイシャルメレディ体験談

7月10日から12日にかけて開催された「ナースまつり2024」に、大隅さんのprivate salon Cing(プライベートサロン サンク)が出展していました。筆者もこの機会に、体験しました。

ラベンダーの芳しい香りが漂うオイルを使用し、サロンで使用している特別なセラムミルクで施術を受けました。大隅さんの優しい手による心地よいリズムのマッサージは、まるで夢の中にいるかのような安らぎでした。施術後は明らかに小顔になった自分を鏡で確認できました。施術が終わった後も、身体が軽く、心も前向きになる感覚が続いていました。この心地よさは継続して施術を受けることができれば、さらなる効果を実感できるに違いありません。福利厚生でこれらの施術が受けられるのは、本当に羨ましい限りです。

まとめ:看護師が起業できる美容サロン~美と健康のエステ・フェイシャルレメディ~

看護師として経験を活かし、新たなキャリアや起業に挑戦することは素晴らしい選択です。新しい道に進むには勇気が必要ですが、夢を実現するチャンスでもあります。看護師としての知識やケアのスキルは、リラクゼーションやエステサロン、心身の健康をサポートする分野で非常に価値があリます。多くの人々に喜ばれるサービスを提供できるでしょう。看護師としてのバッググラウンドを活かして、新しいキャリアに一歩踏み出してみませんか。

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この記事を書いた人

北海道出身。看護師経験14年目。消化器・泌尿器・耳鼻咽喉の外科で働く。癌患者との関わりが多く一般病棟、ホスピスで緩和ケアを経験。2014年〜2015年フィンランドで国際ボランティアに参加。ホリスティクな視点で人を看るアントロポゾフィー看護と出会い興味を持つ。帰国後、リハビリ特化型ディサービスで所長として立ち上げに参加。地域連携の魅力を感じ、2019年に訪問看護の道へ。地域でホリスティックケアを提供することを目標に訪問看護で現在学んでいる。ブログ「原付バイクで街駆け巡りナース」で訪問看護奮闘の日々をリアルに発信中。

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