働き方の知識

人間関係を円滑に!元営業マンの看護師がおすすめする会話技術4選

「看護は好きだけど、職場の人間関係を築くのが大変」そう感じたことはありませんか?

性格が合わないと感じる先輩や、関わりが浅い新人さんとコミュニケーションを必要とする場面では、会話に困ることがあるかもしれません。

この記事では、営業マンから看護師になった私が、コミュニケーションを円滑にするための会話技術をお伝えします。良い人間関係が築ければ、きっと看護に向き合うモチベーションにつながります。

ライタープロフィール
高橋大輝

岩手県花巻市出身の看護師。看護師歴5年目。大学を卒業後10年間営業職を経験。
その後、一念発起し看護の道へ!

私が経験した営業の仕事では一対一の関わりがほとんどだったため、看護師になってからは沢山のスタッフとの関係づくりに苦労しました。

人見知りで誰とでもすぐに打ち解けることができない性格の私は、先輩や後輩相手に、とても気を遣いました。人との関わりに疲れて、仕事を辞めたいと思うことさえありました。

そんな時、営業時代に生かしてきた会話の技術を使うことで、少しずつスタッフと親しい関係を築けるように。人間関係で悩む時間が減り、看護が楽しいと思える時間が増えました。

では私が実践してきた、コミュニケーションを円滑にするための会話技術をみていきましょう。

「2者択一話法」を会話に混ぜる

「2者択一話法」とは、相手に質問する際「和食と洋食ならどちらが好みですか?」等と、2者択一で質問する方法です。

これを使うと、相手からスムーズに返答が返り会話が弾みやすくなります。まだ関わりが浅い相手に質問する場合、質問の選択肢を用意することで、相手の心理的負担や返答の時間を減らすことができるからです。

これはコミュニケーションスキルのオープン・クローズドクエスチョンの違いを思い浮かべると、イメージしやすいのではないでしょうか?

営業ではお客様との関係づくりや商談を導くことに、2者択一話法を生かしていました。現在は新人さんとの会話やスタッフとの雑談に盛り込むことで、会話のテンポアップや関係づくりに生かすことができています。

会話の流れがなかなか続かないときは、「2者択一話法」を織り交ぜて質問をしてみると良いでしょう。

前向きな反応をもたらす「肯定暗示法」

「肯定暗示法」とは、曖昧な表現は使わず相手からイエスをもらうことを前提に「言い切る」ことです。

「やってみませんか?」なら「やりましょう!」、「行ってみませんか?」なら「ぜひ行きましょう!」と言い切ります。前向きな表現を使うと、相手も前向きに考えるようになり、ポジティブな反応を得られやすくなります。営業では、購入を前提にお客様と話を進めるときに使っていた話法でした。

今はスタッフに頼み事をする時や、行動を共にしたい時「これ頼みたいです、お願いします!」、「一緒に、この処置に行きましょう!」とポジティブに言い切ることで、良い反応を得られていると感じています。もちろん無理に勧めることは禁物。

肯定暗示法を使うのは、その提案が良い結果をもたらすことが前提で、相手が提案を受け入れてくれそうなタイミングにしましょう。「肯定暗示法」を使い、ポジティブな関わりを試してみてください。

みを率直に話す

完璧に見える人でも、ダメな部分が見えたら親しみが湧きませんか?自分の弱みをさらけ出すことで、相手との親近感が増し、関係が良くなることがあります。また弱みをオープンにして頼ってくれたら、助けたくなると思う人は多いと感じています。

営業時代、たとえリーダーという立場の時も、つらい状況の時は、悩みや失敗、ネガティブな感情を、上司やメンバーに話すように努めていました。助けてもらえたり、信頼関係が強まることで仕事への意欲が増し、スムーズに仕事ができるようになったという体験がありました。

現在も、業務が手に負えなくなってきた時は、苦しい状況や感情を正直に話すよう努めています。そうすると、相手が先輩であろうと新人さんであろうと手を差し伸べてくれるだけでなく、自分自身の気持ちも楽になることもあります。

余裕が持てない状況の時は、無理をせず、心を開いてありのままを伝えてみることをおすすめします。

スタッフを知り、関心を

相手に関心を持つことは、対人関係の基本。

スタッフの好きな物、誕生日、家族のことなどスタッフの個人的な情報を覚えておき、後から会話の話題に出すことで、会話が弾むだけでなく関係性も良くなることがあります。また、相手を知り関心を持つことで、その人のことを理解してもっと好きになれるかもしれません。

私は営業マン時代、お客様のことを覚えるために顧客ノートを作り、会話の話題づくり、信頼関係の構築に生かしていました。

現在は、スタッフのことを書き留めておく個人的なノートを作っています。「今日、誕生日でしたね!おめでとうございます」といった会話ができると、関係も良くなり業務にも良い影響を与えてくれていると感じています。もちろん頭で覚えられるならノートは不要ですし、スマホに入れておくのも1つの手です。

スタッフに関心を持つことを、ぜひ試してみてください。

まとめ

人間関係は、技術を知り使うことで向上できると感じています。

私は営業時代に使っていた技術を使うことで、悩んでいた人間関係を改善することができています。当然、紹介した内容が全ての人に当てはまることはないかもしれません。

しかし、人間関係で辛さを抱えているのなら、紹介した内容を試してみることで、他者との関係がより良くなり、楽しく看護に向き合えるようになるかもしれません。
ABOUT ME
高橋 たいき
岩手県花巻市出身の看護師。看護師歴5年目。大学を卒業後10年間営業職を経験。その後、一念発起し看護の道へ!