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時間と場所に縛られない!派遣の看護師のメリット・デメリット

最近、看護師の働き方が注目され、派遣という方法があります。一昔前は看護師の派遣は禁止されていましたが、一部解禁され、出産や子育てでブランクのある方には人気のようです。

派遣の看護師の働き方は「3時間だけ働きたい」「短期間働きたい」「ダブルワークをしたい」など自分に合う方法で選択できます。

柔軟に働ける魅力的な仕事ですが、実際の給料や働く場所など気になりますよね。

笑顔の女性看護師

今回は派遣の看護師について、お金や仕事内容など、リアルな体験談をもとに詳しく紹介していきます。

目次

派遣の看護師として働く方法

派遣の看護師とは派遣会社に登録して働く看護師のことを言います。

派遣会社に斡旋してもらった職場で働くというのが特徴となります。

求人件数は、地域や会社によって異なる場合があるので、リサーチが必要です。看護師の免許を持っていれば、登録は誰でも可能であり、いくつかの会社に登録することが可能です。

働ける時間や期間、業務内容は条件によって変わってきます。

働き方は、1日だけ働く単発や、1~3か月の短期、または6カ月以上の長期勤務があります。

業務内容は、訪問入浴、デイサービス業務(血圧測定など)、巡回健診、ツアーナース、イベント救護、夜勤専従、老人ホーム、産休代替でのクリニックや病棟勤務など多様です。

基本的に、病院やクリニックでの単発の派遣の勤務は禁止となっています。産休代替などに限り、病院で働くことが可能です。

参考:日本人材派遣協会 https://www.jassa.or.jp/corporation/tekiyoujyogai/01.html#tekiyoujyogai01

今回私が紹介する業務は、派遣の条件をクリアしているもので、派遣の中でも人気の巡回健診、イベント救護の仕事です。

体験談①~巡回健診はちょっとした旅行!

私は総合病院を退職し語学留学後、派遣として巡回健診で約1カ月半勤務しました。

巡回健診の仕事は、検診車で地域の施設や企業を回り採血業務を行います。約5日間で各地域に出張し、平日の朝8時半~4時ぐらいまで検診車で施設を回ります。

基本的に土日祝は休みですが、土曜日は半日のみ健診に回ることがありました。業務は、決まった人数の採血を行い、スムーズに健診を受けれるように促すことなので、難しくはありません。

私の場合は、日給10000万、1日の食事代が2000円支給されるので、一日の給料は12000円で、宿泊代などは全て会社負担でした。

ホテルや旅館に宿泊するので、ご当地の食事を楽しめます。仕事が終わった後は自由時間なので、住んだことのない地域を見学できるのも魅力でした。
スーパーから近いホテルに宿泊したので、不便なく過ごすことができました。

 体験談②~元気な子どもに力をもらうイベント救護!

1泊2日で小学生のサッカー合宿のイベント救護も経験しました。

仕事の流れは、事前に電話で打ち合わせをして業務内容を確認します。現地集合し、顔を合わせ簡単な挨拶を行い、スケジュールに沿って一緒に動きます。

業務内容は参加者の健康管理や、緊急時の対応。1日目の夜の会議では応急処置をした生徒について報告を行い、1日目の業務は終了となります。

夜になると、時々「お母さんに会いたい」という生徒もいるので、寄り添いながら過ごすこともありました。

スポーツを真剣に取り組む生徒たちの姿に元気をもらったり、笑顔に元気をもらったりやりがいを感じる仕事です。先生との報告・連絡・相談が重要視される仕事でした。私の場合、2日で17000円ほどの給料でした。

 派遣ナースのメリット

時間や場所を自分に合わせれる

自分のペースに合わせて取り組めるのが一番のメリット。
フルタイムが難しい子育て中のママや、働ける期間が決まっている方などにとってはありがたいですね。

時給が高い

私が登録していたところは時給が1500円~1800円ほどであり、仕事した分だけ給料を頂けます。働き方次第では、正社員と同じぐらいの月給になるかもしれません。

人間関係のストレスが少ない

組織の中に入ると、苦手な方と長期間過ごすとストレスを感じやすいですが、派遣は期間限定のためストレスが軽減されるかもしれません。

保険にも加入できる

働く条件によりますが、派遣会社にて社会保険の加入も可能です。特に労災保険などは個人で手続きするのは手間がかかります。派遣会社で管理してくれるのはありがたいです。

 派遣ナースのデメリット

ボーナスがない、昇給がない

まとまったボーナスがないので、正社員に比べると給料が減ったように感じることもあります。また長期間同じ場所で働いていも、時給が変わらないため給料のアップが期待できません。

ある程度の臨床経験が必要

業務内容は、難しいことはありませんが、ある程度の技術などは必要となるため、新人さんには難しいこともあるかもしれません。

同じ場所で働けない

労働者派遣法で同じ施設では、長く働けても最長3年と決まっています。

参考:日本人材派遣協会「https://www.jassa.or.jp/keywords/index5.html

まとめ

派遣の看護師の仕事は、場所・業務内容・時間・期間も多様です。「1週間に3日間午前中のみ」「土日だけ」「期間限定で働く」など自分のライフスタイルに合った方法で働くことができます。

私は3か月しか働けないという状況でも、看護師の仕事から離れたくありませんでした。そのために派遣という働き方を選択し、運よく単発のお仕事に出会えました。

看護師を必要としている場所は、病院以外でも多いと思います。

笑顔の女性看護師

ぜひ看護師という資格を活かして、派遣にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

1988年生まれ。北海道出身、看護師歴5年。産婦人科、新生児室、健診を経験。20代後半に韓国留学し韓国人の夫と出会い結婚。現在は2児の子育てをしながらライター活動も行っている。バイリンガルを活かし、韓国でも看護師免許取得に向けて勉強中。今後は予防医学を深め、多くの人に伝えていきたい。ブログでは韓国生活など情報発信中!

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