病院や施設で働く中、みなさんもいろいろなことを考えられていると思います。
「看護師として患者さんや利用者さんの思いを聞いても、管理された環境の中では叶えることが出来ずジレンマを感じる」
「もっと働きたいけれど、子どもが小さくて前のように働くのは時間的に厳しい」
「子どもは手がかからなくなったけど、臨床からだいぶん離れてしまったので自信がない」
など、その時々のライフスタイルで悩みもそれぞれです。
今回、看護師ライターとして取材に伺った、みらいコーポレーション株式会社は(以下みらいコーポレーション)、「高槻みらい訪問看護ステーション」の通常の訪問看護に加え、看護師が主体となってケアを行う「ナーシングホームみらいのいろ」として在宅ホスピス的な役割や難病の受け入れを行う施設も運営されています。
みらいコ-ポレーションは、利用者さんに寄りそった看護を大切にすることと同じように、働いているスタッフの思いも大切にしている場所でした。
看護師の目線から見た、みらいコーポレーションを徹底レポートします。
看護師ライターのmieさんがみらいコーポレーション様を取材して記事にしています。
みらいコーポレーションについて
みらいコーポレーションの社長で看護師でもある濱田正美さんは、病院で働くうちに病院という枠組みの中では、その人の願いを叶えられない患者さんがいると感じたそうです。
誰しもそれぞれの日常の中にある喜びや、その人らしさを大切にできればと病院からとびだし、2012年に「高槻みらい訪問看護ステーション」を開設されました。
しかし、在宅看護に携わる中でも、制度の網の目から零れ落ちるように、看護が届けられない方がいることを感じ、新しい試みとして2020年に「ナーシングホームみらいのいろ」の開設に至りました。
高槻みらい訪問看護ステーションはこんなところ
医師やケアマネ―シャーが必要と認めた、赤ちゃんからお年寄りまで全ての世代の方を対象としています。
難病や終末期の方を含め、利用者さんが願う在宅での生活のお手伝いや、介護されているご家族のサポートも行っています。
取材させていただいた利用者さんのご家族から「みなさんとても優しくて、いつもありがたい」と感想をいただきました。
この利用者さんは、時々「ナーシングホームみらいのいろ」でショートステイを利用されることもあるとのこと。
在宅とナーシングホームの連携がとれることもメリットですね。
ナーシングホームみらいのいろはこんなところ
ナーシングホームとは、利用者さんの家となるところです。いうなれば、シェアハウスに訪問看護が介入しているというスタイルです。
ナーシングホームに入居している方が、その人らしく過ごせるよう看護師と介護士とが協力して24時間サポートしています。
家という枠組みなので、食事をとる時間も、寝る時間も、起きる時間も利用者さんの自由です。もちろん家族の面会もいつでもOK。
飼っていた犬や猫も訪問OK(注1)。
(注1)基本的には24時間面会可能ですが、コロナ感染症の拡大状況により面会制限がかかることがあります。
「利用者さんの希望はなるべく叶えたい」という熱い思いを持っているスタッフが働いていました。
利用者さんの希望を叶えるべく、日々試行錯誤しながらケアを提供されているそうです。
みらいコーポレーションの魅力は?
利用者さんのその人らしさを大切にする「みらいコーポレーション」は、働くスタッフ一人ひとりを大切にする環境づくりを心掛けているそうです。
働くスタッフとしてのうれしいポイントを紹介!
働く場所が選択できる
「高槻みらい訪問看護ステーション」「ナーシングホームみらいのいろ」ふたつのいずれかを選べるだけでなく、兼任もできます。
訪問看護ステーションとナーシングホームでは、必要とされるスキルが異なるため、自分にあった働き方を選べるのはいいですね。さらに、子育てや介護など様々な人生のイベントに合わせて、働く時間も相談できます。夜勤専従やWワークもOK。
週30時間以上勤務するスタッフは、希望により正社員になることも可能です。
2022年6月には、子育て世代にはうれしい保育所も開園します。
スタッフのへだたりがない
看護師、介護士、セラピストなど様々な職種のスタッフが働いていますが、管理者を含め隔たりがなく、制服も同じものを使用。
それぞれの目線で利用者さんのために意見を出し合い、困った時も相談しやすい環境があります。
いろいろなことを学べる環境
赤ちゃんからお年寄りまで、さまざまな疾患を見ることになります。
そして、人生の幕を下ろそうとする最期のその時まで、利用者さんに寄り添います。かかわりの中で、病院や施設などでは経験できない、たくさんの学びを得ることができるでしょう。
さらに、2022年6月からは重症心身障がい児のための、児童発達支援・放課後デイサービスも新設予定。幅広い分野の学びができる環境があります。
実際に働くスタッフに聞いてみた「リアルな声」
やはり実際に働いているスタッフの感想がリアルを知るにはいちばん!ということで、取材した一部を紹介。
「病院では管理下で、患者さんの希望を聞いても叶えられないことにジレンマを感じていました。ここでは、どうにかして叶えようとする仲間がいます」
「利用者さんもスタッフも家族のようです。だから、産休明けも戻りたくなりました」
「高槻訪問看護ステーションでWワークをさせていただいた時に、病院では見られなかった患者さんの退院後の変化をみて魅力を感じました」
「急性期の病院で働いている時に、看護について悩んでいる時に社長に会いました。今までの上司には理解してもらえなかった看護の悩みを、社長はあって当たり前の悩みと受けとめてくれました。初めて認めて貰えたんです。一緒に働きだしても、どのスタッフより利用者さんの希望を叶えようとする姿に、ついていきたいと思いました。」
まとめ
実際に取材をして、利用者さんに寄りそった看護ができる職場だなという印象を受けました。
何より、働いているスタッフの方が明るく楽しそうで、取材に行った私も働いてみたくなったほどです。
もちろん病院や施設ではないので、車いすを使用しての洗面する際の洗面台の高さが合わなかったり、ケアをする際の観察室のような場所がなかったりと、場面によっては介助が難しいと思われる設備面での不自由さは見えました。
しかし、看護師にとっての魅力的な職場とはどのような所でしょうか。
人それぞれ違いはあると思います。
私は働く場所や時間を選べたり、「お酒を飲みたい」「ドライブに行きたい」など利用者さんや家族の希望する看護を提供できたりする「みらいコーポレーション」は看護師として働くには大きな魅力を感じる場所だと思います。
■みらいコーポレーションについて
〒569-0046
大阪府高槻市登町24-1
〒569-0064
大阪府高槻市庄所町1-5井上グリーンハイツ301
URL:https://www.mirai-corporation.net/
インスタグラム:https://www.instagram.com/mirai.corporation/
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