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「I am a Dreamer」夢はグラミー賞!ミュージシャン×看護師でも働ける!【ナース図鑑】

夢を諦めないため看護師になった「ARMY」こと香本諒さん
現在も看護師とミュージシャンを兼業し、2019年からソロとして活動。2020年までに3つのシングルを、2022年にはアルバム「VITALITY」をリリースしています。ここでは可能性を潰すことなく働くためのロールモデルとして彼の活動や想いを紹介します。多様性の時代に、いかに自分らしく生きていくかのヒントが見つけられます。

笑顔の女性看護師

この記事はYouTubeの「ナース図鑑LIVEnow」のインタビュー動画をもとに、ナースLabのライターが作成しています。
動画を見たい方は「再生ボタン▶」をクリック!

目次

看護師資格は夢を諦めないための切符

―自己紹介をお願いします。

アーティスト名「ARMY」で活動している香本諒です。
看護師歴は10年目で、総合病院を経て現在は美容クリニックの看護師長として勤務しています。

音楽活動は、就職したのと同時に開始しました。3人組のボーカルユニットやバンドでの活動経験を経て、2019年からソロとして活動し2020年までに3つのシングルをリリースしています。

―なぜ、ミュージシャンを目指す過程で看護師になられたのですか。

小さい頃からミュージシャンにあこがれ、中学生の頃には自然と歌を歌うことが人生の一部になりました。
高校の三者面談で進路は、ミュージシャンだと素直に伝えました。でも周りから全力で止とめられて……。でも夢はあきらめられません。

当時は、就職氷河期で簡単に仕事は見つけられない状況でした。そんな状況でも看護師は、需要がある職種。医療を学ぶこと自体には興味が元々ありました。
ミュージシャンという夢を追うため、家族や先生に納得してもらうために看護師になることを決め、専門学校を経て看護資格を取得し現在に至ります。

−看護師になるのも、なった後も大変ではありませんでしたか。

資格取得は大変でした。人生で一番勉強したと思います。そして看護の仕事も大変なこともありましたね。でも仕事を始めたら割と仕事も好きになり、気づいたら10年経ってしまった感じです。

もう一人の自分がいるから看護の苦しさ乗り越えられる

−ミュージシャン活動と看護の仕事、両立することに苦労はなかったのですか。

通常は看護師、休日は音楽といった感じにメリハリをつけ、一つ一つ全力でやっています。両方生半可にはできないですしね。100%に近づけられるよう努力しています。
他の方に言うこともあるのですが、例えていうなら2人分の人生を歩んでいる感じです。
大変だと思ったことは何度もありました。でも自分の好きなことを空いている時間にしているので苦労だとまでは感じませんでした。

活動当初は、2つのことを同時にすることは中途半端な行為という考えが多かったです。夢を伝えてもバカにされることもありました。そして、自分自身も「バカにされるのでは」と思いこんでしまい、素直に活動していることを伝えることができず、人に聞かれてもうやむやにして隠してしまうこともありました。

最近は吹っ切れて言えるようになりましたし、今は多様性の時代になってくれたのもありますが活動しやすいです。
この10年で自分自身いろいろな人と出会い、今までの自分や叶えたい夢を理解してもらえる上司や職場に出会うこともできました。これも夢を追い続け、選択できる立場や環境に身を置くことができたおかげかと思っています。

−看護師と別のことに挑戦することで見えてきたものはありますか。そして、兼業するコツはありますか。

10年間で得た経験ですが、夢も看護の仕事もどちらも1つのことだけに集中するのはリスキーだと思います。1つのことだけに焦点が当たってしまうと、辛く苦しくなってしまいます。特に看護の世界は。潰れて辞めていったスタッフも何人もいました。

私は、看護とは違う夢やタスク、やりたいことを持っていたことで、気持ちを分散させて困難を乗り越えやすい状態にもっていけました。両立させるコツとはならないのですが「苦しさを乗り越えるコツ」ではあるかもしれません。

良い意味で「看護師」という仕事を利用しつつ夢や目標、やりたいことを、思った時にアクションを起こせるかどうか、起こせる環境にいるかどうかが大切だと思います。

挑戦することで見える世界がある

―今後の目標は

目標や夢はなくても幸せにはなれる方はいるとは思います。でも、自分の人生経験上少しでもやりたいことや目標があるなら、アクションを起こすことをおすすめします。アクションを少しでも起こせれば人生はより豊かになりますし、挑戦することで見える世界は輝きます。

自分の人生は1回しかないし、何が正解なのかは挑戦して行かないと分かりません。可能性を潰さず夢や目標に挑戦していくことの大事さをメッセージとして音楽で伝えていきたいと思っています。

2人分の人生を歩むことで辞めようとしたことや犠牲にしたこともいろいろありました。でも自分が「これで終わり」と思わない限りは「成長できる」と思えるよう悔いの残らない人生を歩んでいきたいです。

まとめ:看護も含め人生を豊かに向き合う

今回は、2021年2月17日にナースライフバランス研究室で配信された香本諒さんの対談をまとめました。
対談では、夢と看護師の兼業をすることで見えてきた看護師を続けられるヒントから、「ARMY」として作詞作曲された生歌も披露されています。お時間のある方には動画の視聴をおすすめします。看護も含め人生を豊かに向き合うヒントが満載です。

「ARMY」さんの情報は、下記に記載しました。気になる方はぜひクリックしてみてください。

Instagram

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ARMY(Ryo Komoto) (@army0307rk) • Instagram photos and videos

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ARMY RK – YouTube

single『Hero』

https://linkco.re/uh4R0Fqq

single『COLORS 』

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https://linkco.re/4pGZ9TQt 

single『Love the life you live 』

single『Love the life you live 』

Love the life you live by ARMY | TuneCore Japan

album『VITALITY』

album『VITALITY』

VITALITY by ARMY | TuneCore Japan

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この記事を書いた人

新潟県出身。2000年卒業し看護師生活をスタート。兄も利用していた小児療育施設に勤務を経て、4月からはクリニック勤務とライター活動を行う。
今年びっくりしたことは、中学3年生の一人娘が仮面ライダーとインド映画にはまりすすめられたこと。娘、君の趣味は何処にむかっていくんだ。

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