一歩踏み出すナースたち

看護師ママが子どもとの時間を増やすために選んだWebデザイナーとは

子育てと看護師の仕事の両立に悩みませんか?

とくに家族と過ごす時間って大切ですよね。

子どもと過ごす時間を増やすために、私はWebデザイナーの在宅ワークを始めました。

Webデザイナーのスキルは、実は看護師の仕事にも生かすことができるのです。勉強会のパワーポイントや資料作り、患者さんの指導用パンフレット作りなどにデザインの知識を活用できます。

今回は、Webデザイナーの仕事内容や育児中でもできる勉強の方法をWebデザイナー兼看護師の私がお伝えしていきます。

松林あゆみプロフィール

新卒より総合病院で看護師として働いている。呼吸器内科・外科・回復期リハビリ病棟・退院調整看護師などで働いた経験あり。ケアマネージャーの資格も取得。パソコンが得意。2人目を出産後、子どもと過ごす時間を増やすためにパートで看護師をしながら、ライター・Webデザイナーとして在宅ワークをしている。

子どもとの時間を作るためにWebデザインを始める

私がWebデザイナーを目指したのは、子どもとの時間を作るためでした。在宅ワークなら可能ではと思ったからです。

1人目を出産後、常勤として職場に復帰しました。しかし、夫も忙しく深夜に帰ってくるためワンオペ育児の状態でした。病棟で働きながら家事と子育てを全て1人で行う目の回る忙しさに疲弊していました

子どもとの時間もなかなか取れず、寂しい思いをさせていたと思います。

2人目の妊娠中には切迫早産になり入院。常勤で病棟勤務を続けながら家庭との両立に限界を感じていました。

無事に2人目を出産し、育休中に興味のあった在宅ワークについて調べました。元々パソコンが得意だったので、Webデザインという仕事に興味をひかれ、勉強を始めました。

常勤で働いていた私でしたが、在宅ワークを始めたことによってパートに

パートになったことで残業することなく定時で帰宅できるようになりました。子どものお迎えに間に合うようになったり、子どもとゆっくりと一緒に過ごす時間が増えたりしました。

さらに、習いごとに通う時間もできたので、親子でピアノやダンス教室などに参加しています。

実は看護師も普段からWebデザインに触れている!

看護師とWebデザインは、一見、全く関係ないように感じますよね。

実は、研修や勉強会でのパワーポイントの資料、指導用パンフレット、医療用ポスターなどいたるところにWebデザインが使用されています。

普段何気なく見ているものにも関係しています。自分の働いている病院のホームページや、スマホやPCで見る何気ない広告もなども。私たちは日常で、多くのWebデザインに触れています

Webデザインを学びスキルを磨くことで、看護師ママであっても仕事にすることができるんです。

一般的なWebデザインの仕事とは

Webデザイナーとは​​PCやスマートフォンなど、Webに関するデザインを行う仕事をする人です。ホームページ(以下HPとする)や表示される画像などを制作しています。

ここでは、Webデザイナーの仕事について説明します。

Webデザイナーの仕事内容

Webデザイナーとして仕事を依頼される内容は、HPのデザインやHPで使う画像作成です。

また、以下のような仕事の依頼もあります。

  • インスタなどSNSやLINEの投稿用画像
  • Youtubeのサムネイル作り
  • パワーポイント作り
  • 電子書籍の表紙作成

働き方はWebデザイン制作会社に入社、もしくはフリーランスという方法があります。私は病院の仕事も好きなので兼業したいと思い、フリーランスとして在宅ワークすることにしました。

看護師×Webデザインのスキルで看護師ができること

看護師がWebデザインを身につけることで病院で活かせることと、私の仕事の受け方を紹介します。

思い通りの退院用パンフレットを作成できる

実際にWebデザインを活用して退院指導用のパンフレットを作成したときのことです。

対象の患者さんは、退院後に自宅で膀胱留置カテーテルとDIBキャップ(キャップの先が磁石になっており簡単に開閉して排尿が簡単にできる)の管理方法の手技を覚えないといけませんでした。しかし、手技も難しくご高齢でなかなか覚えられずに困っていました。

そこで私は、分かりやすい写真を準備して退院指導用のパンフレットを作成しました。パンフレットを見ながら患者さんは手技を覚えて無事に退院することができたのです。

退院カンファレンスでも「見やすくて分かりやすい」と、家族だけでなくケアマネージャーや訪問看護師にも喜んでいただけました。

自分の作成したパンフレットで患者さんが手技を覚えられたり、喜んでいただけたりしたときの「作成してよかった」という達成感は忘れられません。

「患者さんへのパンフレットを作成してほしい」という医療の知識が必要なWebデザインの仕事も世の中にはあります。

創作が好きだった私は、患者さんの「あれば便利」を叶えたくて、手作りのカレンダーや血圧手帳、糖尿病のパンフレットなどを作成してきました。パソコンが苦手な同僚によく頼まれていました。

Webデザインは病棟でも活かせるスキルなのです。

人と人との繋がりが仕事に直結する

私がこれまでに受けた仕事は、当サイト内で使用した画像の作成です。また、新しくオープンしたデイサービスの立ち上げに関わり、内覧会用のポスターを作りました。現在は、企業が新しく立ち上げたWebデザインの企画のメンバーの一員としてHPのデザインと制作を担当しています。

私はWebデザイナー未経験でしたが、活動を始めてから数ヶ月で仕事の依頼をもらえました。仕事の依頼のきっかけは、コミュニティの所属や人と人とのつながりによるものが大きかったです。

Webデザインに必要なのはパソコン!無料のサービスから始めてみる

デザインはPC上のソフトを使用して作ります。

主にAdobe Photoshop、Adobe Illustrator、Canvaなどのソフトを使う人が多く、私はPhotoshopを使用しています。

  • Photoshop​​はプロ仕様のデジタル画像編集アプリケーションです。写真を加工したり、いろいろな画像が作成できます。
  • Illustratorは​​ポスターやロゴのデザイン、地図やグラフの作成ができるデザイン・レイアウトソフトです。
  • Canvaは​​​​専門スキルが必要とされていたデザインを、誰でも簡単に作成できるクラウドサービスです。おしゃれな素材やテンプレートが揃っており、デザインに詳しくない人でも簡単にデザインがでできます。

Photoshop​​・Illustratorは有料ソフトです。まずはお試しでWebデザインをしたいという人には無料で使えるCanvaから​​始めることをおすすめします。

私も初めはCanvaを使用して、どうやったらおしゃれなデザインは作れるのかと勉強していました。

忙しいママでもできるWebデザインの勉強法

Webデザイナーになるためには勉強が必要です。私が本格的に学び始めたのは、2人目の育休からの復帰後でした。家事や子育て中にある隙間時間を活用し勉強を行ってきました。

私がWebデザイナーになるために行ってきたことを紹介していきます。

Webデザインの基礎を本から学ぶ

何冊かデザインについて本を購入して読みました

デザインとは何か基礎を勉強し、どうデザインすればいいのかを学ぶことができました。

私のおすすめする本を紹介します。

  • 「なるほどデザイン」

https://books.mdn.co.jp/books/3215303004/

写真や図解を用いながらカラフルで見やすく、目で見て楽しむデザインの本です。実際に見ているだけで楽しい気持ちになります。

  • 「​​可愛くしてください!ふわっとしたデザインリクエストに応える本」

https://www.socym.co.jp/book/1287

私は女性やママ向けに、かわいくておしゃれなデザインを作成したいと思っていました。たくさんのおしゃれなデザイン例が載っていて、デザインの幅が広がり、この本から多くを学べます。

SNSでWebデザインのトレンドをチェック

SNSではWebデザインに関する情報があふれています

Webデザイナーの作成実績やデザインの仕方、Photoshopの使い方について分かりやすく解説してくれていたり、いろんな投稿があります。仕事の休憩時間・子供の習い事が終わるのを待っている時間などの隙間時間に見て勉強しています。

デザインにも流行があるので、最新のトレンドもチェックすることができます。

私がSNSで参考にしている方です。

  • ​​尾崎友香/ webデザイナー×グラフィックデザイナー

https://www.instagram.com/yuka_mystyle/

  • u-bデザイン│Webデザイナー│ホームページ制作

​​https://www.instagram.com/u.b0925/

  • ユイ🌷ママWebデザイナー/クリエイター

https://twitter.com/mndgn_y

​​https://www.instagram.com/m.ndgn_y/

講座を受けてデザインのスキルも仲間も得る

パソコンで作業

短時間で技術を習得する方法として講座を受講するという選択方法もあります。

Photoshopは操作が難しく、独学では習得が難しいです。

私は「ママのためのWebデザイン講座」を受講し、Photoshopの詳しい操作方法とママ目線のデザインを学びました。

講師も受講生もママなので、子どものことや共通点も多く仲間もできました。受講後もコミュニティに参加し、オンライン交流や情報交換をしています。

講座によっては仕事の依頼から実績を作るサポートもあります。

私は講座を受講することで、Webデザイナーとして仕事を受けられるほどにスキルアップできました。

移動時間は勉強時間!家事の時間もフル活用

通勤時間は勉強の時間です。子どもの保育園の送り迎えの時間を含めると職場まで往復2時間ほどあるので、車の中で講座やYouTubeなどの動画を聴いて勉強しています。

料理を作っているとき、洗濯物を畳んでいるときなど家事の最中も活用しています。

子どもとのおでかけもデザインを学ぶ時間に

子どもと出かけるショッピングモールも、私にとってはデザインを学ぶ環境になりました。文字の装飾方法、おしゃれに魅せる配置、デザインの仕方など全てが学びなのです。

広告やテレビのCMすらもデザインの勉強につながります。

ママはいろいろとやることが多くて忙しいので、仕事や家事や育児の隙間時間を見つけて少しずつ学んできました。ママだからこその隙間時間を有効活用しています。

Webデザインは始めやすいけど、仕事にするには多大な勉強も必要です。実際に私は本やSNS、講座を受けるなどさまざまな方法で勉強し、今も学び続けています。

自分のデザインで誰かを笑顔にする喜び

勉強は大変ですが、自分のデザインしたものが完成したときの喜びや達成感は大きいです。そして誰かを笑顔にできれば、なおうれしいです。

Webデザインのスキルをいかして、作成した指導用パンフレット。患者さんに渡して喜んでもらえたときも、作って良かったと嬉しくなります。

Webデザインをはじめたことで日々新しい発見があり、楽しく学んでいます。

まとめ

仕事と家事や子育ての両立に悩んでいる人は少なくありません。

リモートワークに注目される今、仕事と家事と子育てを両立するために、在宅ワークをしたいという人は今後増えていくかもしれませんね。

Webデザインを学ぶことで看護師のスキルアップに活かされることもあります。

ママは忙しいですが、隙間時間を利用して勉強方法を工夫するのがおすすめです。

在宅ワーク・Webデザインに興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ABOUT ME
松林あゆみ
新卒より総合病院で看護師として働いている。呼吸器内科・外科・回復期リハビリ病棟・退院調整看護師として働いた経験あり。ケアマネージャーの資格も取得。パソコンが得意。2人目を出産後、子どもと過ごす時間を増やすためにパートで看護師をしながら、ライター・Webデザイナーとして在宅ワークをしている。