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看護師と意外な共通点も♡ファイナンシャルプランナーを目指したワケ

看護師 ファイナンシャルプランナー 目指す

ナース図鑑では様々な看護師の働き方を紹介しています。

看護師FPこと、高梨子は看護師でありながらファイナンシャルプランナー(以下FP)を目指し、現在はFPとして活動しています。

看護師とFPって全然別世界のお仕事ですよね。
名刺交換をするときにも、よく「なんで看護師なのに?」「看護師で十分立派な仕事でしょ」「もったいない!」ってすごく驚かれるんです。

この、驚かれる感じが楽しくて、もうクセになっちゃってるんですけど・・・
FPの勉強をしていても今までの看護師としての知識は全く役に立たず、資格を取るにもかなり苦労しました。

看護学生以来の勉強漬けの毎日でしたね。

今回は看護師FPを目指して活動されている高梨子さんの働き方体験談と看護師とファイナンシャルプランナーの意外な共通点をご紹介します 。

笑顔の女性看護師

今回は看護師FPを目指して活動されている高梨子さんの働き方体験談と看護師とファイナンシャルプランナーの意外な共通点をご紹介します

目次

なんでナースがファイナンシャルプランナーになったの?

看護師 ファイナンシャルプランナー 目指す

そもそも、なんでお金の勉強をしようと思ったのか・・・ですが、きっかけは「育児」にありました。

私は2人の子どもを育てるシングルマザーなんですが、長男が生後3カ月になる前から復職していて、1歳になった途端に残業漬けの毎日になったんですよね。(育児時間が使えなくなったので)

総合病院、特に急性期の病院ですと残業が多い病院なんてよくあります。

独身の頃も朝7時に前残業で病院に行って、帰りは22時、23時なんてこともよくありました。

それは子どもが小さくても変わらず当時の師長に

「そんな風に子育てはしたくない。1歳の子どもが毎日夜ご飯が保育園のおにぎりだけなんてかわいそうすぎるので、残業が少ない部署に異動したい。」

と申し出たのですが…

「私たちもそうやって子どもを育ててきているから大丈夫。補食出てるんでしょ?」

とだけで相手にもしてもらえませんでした。

結局、子ども自身もストレスがかかり夜泣きが増えたり、お風呂もまともに入れずアトピーが悪化したり、とてもかわいそうな状況にさせてしまいました。

私自身も全然休息を取れなかったので、結局1カ月ちょっとでみるみる体調は悪くなり、抑うつになってしまったんですよね。そして不調は身体だけじゃなく、精神的にも追い詰められ、子どもを虐待しそうになってたんです。

いや、ほとんどネグレクトでした。
何に対しても無関心・無感情になってしまったので・・・。

ずっと小児科で働いていて子どもが好きだったのに、それも関係なく虐待しそうになる精神状況に恐怖を覚えました。

でも、これがきっかけとして

  • ママナースの働き方
  • 共働き家庭の経済事情とストレス

を考えるようになったんですよね。

お金がないから働くしかない

看護師が「退職しにくい」「異動しにくい」「働き方を変えられない」理由は、職場にもありますが多くの人が

  • お金が無ければ生活ができない
  • お金のためには働き続けるしかない

と思っているんです。

そのため、今の収入を落とすことに不安や恐怖があり、働く時間を減らせなかったり、環境を変えるという選択をできない人がとても多いことに気がつきました。

転職先を選ぶにしてもお給料の良さを一番に考えてしまう人も少なくありませんよね。

私自身も正直なところ、看護師って長く働いたところでお給料はなかなか上がりにくい職業なので、「将来性がないから何か他の仕事をした方がいいのかな」と起業について考えたのが始まりでした。

でも、FPの勉強をしてお金と向き合うようになってから、本当の「価値」や「幸せ」を考えるようになりました。

ママが笑えば家族も社会も幸せになる

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家計が大変だから・・・と働いたところで、ストレスも増えてピリピリした家庭になってるなんてことありませんか?

ただ働く時間を増やして収入が上がったところで、支出も同じだけ増えているので生活は変わらないんですよね。

これ、パーキンソンの法則っていうんです。

パーキンソン病とは全く別ですよ(^^;)

家計が整理できれば働く時間を減らすこともできます

お金だけじゃなく、何を優先的に考えることでよりよい人生を送っていくことができるのか?を考えるきっかけを大切にしたいなと思います。

看護師とファイナンシャルプランナーの共通点

お金だけじゃなく何を優先的に考えることでよりよい人生を送っていくことができるのか?を考えることは、看護と共通するなと思ったんです。

患者さんがよりよい生活を送るために、辛い思いをしないように・・・

という気持ちで看護をしていました。

それが、今は対象が患者さんではなく、同僚や同じママに変わっただけです。

人を看て幸せを与えられる看護師が病んでいては、いい看護は提供できません。

私は昔から患者さんより「仲間」の働き方とか人間関係とか気になるタイプだったんですよね。

仲間を大切にしたい想いが強かったので、

  • 看護師の働く現場をどうにか変えたい
  • ママの生活を変えたい

という思いが強くなり小さなところから活動を始めました。

まとめ

ナースLabに出会ったいまは看護師の働き方を変えていけるきっかけになるんじゃないかととてもワクワクしています。

同じようにいろんな想いを抱えながら活動している看護師がたくさんいるので、とても刺激になります。

家計を整理することで、働き方の選択肢が増えます。

副業をしていたとしても、長く病院で働ける看護師が増えれば退職に伴う病院や同僚の負担も減ります。人手が潤えば子育てとも両立しやすくなります。

なにより人手が潤えばみんなに心の余裕が生まれ、働きやすい環境になると思っています。

なので私の目標は、病院の福利厚生として看護師の家計と働き方の相談ができる窓口となっていきたいのです。

HaMaLifeの由来はHappy Mama Lifeです。
ママの幸せ・笑顔をモットーに活動を続けていきたいと思います。

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この記事を書いた人

HaMaLife代表 。シングルマザー専門の看護師FP 高梨子あやの。2人の男児を育てるシングルマザー。長男出産後、復職をした際に月80時間を超える残業とひどい夜泣き、ワンオペ育児で抑うつとネグレクト状態となり休職。同じタイミングで元旦那が失業したため、回復していない状態でフルタイム復職。その経験を通しママは働き方を変えたくてもお金の問題から働き方を変えられないと実感する。2人目出産前に離婚したが、復職後は子どもの体調不良による欠勤で正社員でも10万円以下のお給料を経験し、起業を決意。シングルマザーの貧困問題解決に向け、離婚準備やシングルマザーの自立、心の余裕が持てる働き方のサポートとしてお金や起業相談など行っている。また、お金の問題解決は健康維持のために必要な知識でもあるため、2021年より看護師FP養成事業をスタート。

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