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「看護師の仕事は合わない」と悩んだ私が見つけた、やりがいのある働き方

しょう吉さんアイキャッチ

あなたは今の看護師としての働き方を、どう感じていますか?
満足している、何かを変えたいと思っている、さまざまだと思います。
私の働き方は、講師やカウンセラー、テキストのチェック、ライター、SNS運用、動画編集など。
今まで私が考えていた「看護師」という枠から大きくはみ出すものになりました。

笑顔の女性看護師

この記事では、今の働き方に至るまでの経緯をお伝えします。

これを読むことで、働き方に迷っている人のヒントになるかもしれません。

目次

働き方が合わなかった病院時代

看護師に憧れてこの世界に入りましたが、働きだすと、「病院の働き方が合わない」と感じることが3つありました。

1つ目は夜勤が体に合わないことです。2交代、3交代ともに経験しましたが、朝5時になるとなぜか、必ず吐き気をもよおしていました。

2つ目は結果が形に見えづらいと感じたことです。残業をしているのに、残業が認められるのは上司の気分次第という状況でした。もちろんお金がすべてではありませんが、頑張った分が報酬として反映される働き方のほうが、私には合っているのではないかと思うようになりました。

3つ目は「私でなければできない仕事がしたい」と思ったことです。当時働いていた病院には、私でなければできない仕事はありませんでした。そのため、だんだんとこの気持ちは強くなっていきます。

「病院の働き方は合わない」と感じた私は、別の仕事を探すことにしました。

自分に合わないと感じた派遣看護師

「病院ではない看護師の働き方」を探し、次は派遣看護師になりました。しかし派遣看護師の働き方でも、同じような悩みに苦しむことになります。

派遣看護師として老人ホームや訪問入浴で働いても、私がそこに必要とされる理由はないと感じました。

私の登録した会社はシフト制ではなく、インターネットで働きたい日に申し込みをして働くというシステムです。私より先に申し込みをした人が、その場所で働きます。

結局、ここでも私にしかできない仕事を見つけられず、派遣看護師も辞めました。

やりがいを感じた病棟の看護師以外の職業

派遣看護師の次は、医療系のベンチャー企業でアルバイトとして働きました。仕事内容は看護師としての業務ではなく、資料作成とインスタグラムのSNS運用です。

これこそ私にしかできない仕事であり、やりがいを感じながら充実した日々を送っていました。

ただ1つだけ、給料の低さが悩みでした。具体的な数字は出せませんが、昼休憩なしで1日10時間、1カ月休みなしで働き続けないと、病院でもらっていた給料には追いつかないほどです。

やりがいのある仕事でしたが、給料とのバランスを考えて次の仕事を探しました。

営業力が必要だった、美容看護師

次は美容クリニックで働きましたが、ここも自分には合わないと感じました。また私には、美容業界で働き続ける実力もありませんでした。

必要とされていたのは、美容の施術を行う技術と、お客様の悩みを聞き出しながら商品やサービスに繋げていく営業力です。

そんなことを知らずに美容業界へ飛び込んだため、能力も経験もない私は2ヶ月で退職してしまいました。

看護師の経験があったからこそできた今の仕事

いくつか職場を変え、今はアルバイトとして働いていた医療系のベンチャー企業で、再び勤務しています。仕事量と給料のバランスに悩んだ結果、一度辞めた職場に戻りました。これには2つ理由があります。

1つは看護師として培ってきた医療の知識と、独学で得たデザインのスキルを掛け合わせることで、「私にしかできない仕事ができている」と思えるからです。

もう1つは、自分の努力次第で給料をあげることが可能だからです。成果報酬という仕組みで、頑張った分だけ給料が上がります。

この2つが私のやりがいやモチベーションの維持に繋がっています。

私がこれまで経験した職場では、「私にしかできない」と感じる仕事はありませんでした。今の職場では、私にしかでできない、私のキャリアだからこそできる仕事があります。

さまざまな場所で働いてみたからこそわかったことです。私は今の仕事にとても満足しています。

自分の得意や好きを突き詰めたら仕事になった

私がデザインのスキルを使って仕事ができているのは、得意なこと、好きなことを伸ばしていったからです。

病院で働いていたとき、自分が勉強してきたことを他のスタッフに発表する機会がありました。私はパワーポイントの配色や文字の位置、雰囲気を考えるのが楽しく、資料をつくることが好きでした。

今の企業の面接では、病院で作ったパワーポイントを見てもらい内定をいただいています。

あなたも何か得意なこと、好きなことを突き詰めることで、新たな道が見つかるかもしれません。

まとめ

看護師の仕事は合わないと感じていましたが、看護師の経験や知識があるからこそ、今のやりがいのある仕事に出会えました。

私は「何が自分に合うかわからないから、まずはやってみよう!」という感覚で経験を増やしてきました。あなたも自分に合うことがわからないのなら、何か始めてみることをおすすめします。

私の働き方は1つの例ですが、仕事に悩む人にとって何かのヒントになれば幸いです。

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この記事を書いた人

健康と教育とデザインが好きなフリーランス。デザインはillustratorが最愛です。看護師の資格保持。0→1が得意。健康トレンドは「カカオニブ」と「人と会うときは何も気にせず食べる」です。

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