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訪問看護ってどうなの?ママさんナースにおすすめしたい3つの理由

ライフステージに合わせて劇的に変化していく女性の人生。

ナースの仕事が好きでも、結婚や出産をしても今と同じように働けるのか不安になりますよね。働き方に迷っている方にはズバリ、訪問看護がおすすめです。

笑顔の女性看護師

筆者は3人の子どもを育てながら訪問看護の世界に入り、管理者も兼務しました。その経験から、時間もプライベートもうまくやりくりできる訪問看護のおすすめしたいポイントをご紹介します。

ライタープロフィール
菅原 真樹


岩手県出身 東京都在住
結婚、出産、主人の転勤などで転職多く、病院(病棟、外来)ディサービス、小規模多機能、グループホーム等を経て病院以外での看護師の世界に魅了され、2010年から現在まで訪問看護に携わる。
プライベートでは3児の母。

目次

夜勤なし、週末休みで家族と過ごしやすい

訪問看護は基本的に、日中に利用者さんのご自宅に訪問し、看護を提供する仕事です。

土日祝休み、9時〜18時が稼働時間のステーションが多く、お子さんやご主人の都合でお休みしたいママさんナースが希望する条件にぴったりです。

私の経験では、在籍ナースが多く訪問エリアがあまり広くないステーションですと、無理なく訪問看護を行うことができる印象でした。

ほとんどのステーションでは夜勤はありませんが、夜間に緊急電話を受ける「緊急待機電話当番」(緊急当番、オンコールと呼ばれます)があります。

ステーションの勤務形態によりますが、緊急待機電話当番は免除の相談に乗ってもらえます。

私も子どもが小さかったときは、緊急当番を全て免除してもらっていました。

多くのステーションは働き方の相談に乗ってくださいます。ご自分の生活に合わせた働き方をぜひ相談してみてください。

短い時間の勤務でも効率よく働くことも可能!

訪問看護では利用者さんの状況に応じて自宅に訪問しています。1回の訪問は30分、60分、90分です。

例えば、「お子さんの送迎で10時〜14時までしか働けない……」という場合でも、訪問する利用者さんの組み合わせで1日4件ほど訪問することができます。

(ここは管理者にお任せください!)

つまり短い時間でも大歓迎なのです。

私がパートをしていた時は、子どもの送り迎えの時間に合わせたシフトを組んでもらう、子どもの体調不良などによる急な休みにも対応してもらう、など考慮していただきました。

その経験から、管理者を兼務していた時は「ママさんナースが無理なく働けるようにしたい」という気持ちがありました。例えば、1件目の訪問場所をステーションに近い利用者さん宅にすることで、ママさんナースの出勤時間に余裕が持たせられます。また1人の利用者さんを複数のナースで担当することで、突然のお休みでもフォローできるようにしました。

以上から週1回、4時間だけ、という働き方でも訪問看護ステーションにはとてもありがたいのです!

時給制ではない、訪問件数での給料体制もある

訪問看護ではパートの場合、お給料は件数制と時給制のところがあります。

参考に、私がパートで働いていた時の条件をお伝えします。

都内での勤務
勤務希望時間 10時〜16時、週4日
1件あたりの賃金 1件3500〜4000円

当時の私は1日4件訪問すると、日給は15000円ほどでした。時短でもしっかり働けたのは訪問看護のおかげです。しかし、件数制は急なキャンセルなどで訪問件数が減ってしまった場合に収入が下がることがありました。

安定した収入を希望する場合は、時給制のステーションを選ぶといいですね。

移動時間は貴重なリラックスタイムに!?

訪問看護は主にひとりで行動します。利用者さんの自宅までの移動時間は、ママさんナースにとっては貴重なひとりの時間になるのです。

笑顔の女性看護師

車で訪問していた時には、車内で好きな音楽をかけてドライブ気分!
電動自転車で訪問していた時には、爽やかな風や季節を感じる癒しの時間!
移動中に新しいお店を見つけるなど、楽しい発見もあります。

訪問看護を始めたばかりの時はひとりで不安になることもありますが、慣れれば移動時間が貴重なリラックスタイムになります。

ママになったらなかなか取れないひとりの時間。訪問看護なら楽しく過ごせますよ。

もちろん、移動中は交通ルールはしっかり守り、安全運転を心がけましょう。

まとめ

ママさんナースが訪問看護師としての働くことがおすすめな理由は3点あります。

  • 平日の日中に短時間の勤務でもOK。夜勤がないので家族と過ごしやすい。
  • お休みや勤務のことについても相談しやすい。
  • 勤務中にリラックスタイムを得られる。

今まで複数の訪問看護ステーションで働いて、たくさんのナースに出会いました。

どのスタッフも仕事に家庭、そしてプライベートもバランスよく大切にしていました。

訪問看護は、その願いを叶えやすい場所だと思っています。

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この記事を書いた人

岩手県出身、東京都在住。結婚、出産、主人の転勤などで転職多く、病院(病棟、外来)ディサービス、小規模多機能、グループホーム等を経て病院以外での看護師の世界に魅了され、2010年から現在まで訪問看護に携わる。プライベートでは3児の母。

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