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自分らしく新しい働き方! キャリアアップを目指し応援ナース・トラベルナースの道へ

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現在、看護師の働き方は、選択肢が増えています。

今回お話を伺ったのは、看護師5年目から約5年間、応援ナース・トラベルナースをしていた長濱瑞穂さんです。

笑顔の女性看護師

長濱さんは、自分のキャリアを磨くため、応援ナース・トラベルナースの道を選択した方です。看護師の新しい働き方のひとつとして、紹介していきます。

目次

目的はキャリアアップ

‐今までのキャリアを教えてください。

大学病院附属の看護学校を卒業後、エスカレーター式で都市部の大学病院に就職、配属先はICU/CCUの混合病棟でした。4年目のプリセプター研修で新人教育を学んでから退職した後、応援ナース・トラベルナースとして働き始めました。

‐応援ナース・トラベルナースの働き方を「知ったきっかけ」を教えてください。

『私は沖縄で応援ナース・トラベルナース!』というテレビのCMです。

‐選んだ理由を教えてください。

生涯看護師を続けていきたいと思う反面「自分はどの分野でやっていくのか?」「大学病院で働き続けた方が良いのだろうか?」と悩んでいました。

日々の業務の中では、いろいろな看護師の考え方があり、看護師によって患者様へのアプローチの仕方が違うことに看護の面白さを感じていました。色んな看護師の良い面を吸収することで、患者様へのケアに活かせると思い「いろんな看護師と出会いたい」と思うようになりました。

応援ナース・トラベルナースは両者を得られる環境でキャリアアップが出来る働き方だと思い、看護師2年目で応援ナースとして働く決断をしました。

‐応援ナースを目指すことに対し、周囲の反応はどうでしたか?

周囲に応援ナース・トラベルナースをしている看護師はおらず、理解を得るのは大変でした。応援ナース・トラベルナースは「Dr.コトー診療所」のドラマのような訪問診療の印象が強く、「2年目の看護師が、訪問看護もやったことも無いのに何ができるの?」と言われたり、面談では上司に引き止められたりもしました。

それでも分からないからこそやってみたいという気持ちが強く、意志は変わりませんでした。

即戦力として期待される重圧はある

‐応援ナース・トラベルナースのメリットを教えてください。

旅行が好きなので、いろいろなところに移住できるのが楽しいです。引っ越し代は病院から支給されるので、お金がかからず移住に対する壁の低さが魅力です。

休みの希望も出せるので、休日は観光したり有意義な時間を過ごすことが出来ます。

応援ナース・トラベルナース同士の飲み会などの交流もあり、情報交換ができるところも良いです。

契約期間での就労なので、任期満了時期に合わせて次の職場を探すと、ブランクが無く採用されやすいです。

‐応援ナース・トラベルナースのデメリットを教えてください。

応援ナース・トラベルナースを取り入れている病院の現状は、常時人手不足です。応援ナース・トラベルナースは、脳外科や循環器に配属されることが多く業務は忙しい事が多いです。(療養病棟は比較的ゆったりとしています)

契約期間の中での業務なので「早く仕事を覚え、即戦力にならなければならない」というプレッシャーはあります。

多くはありませんが、短期間での勤務がゆえに、応援ナース・トラベルナースに対して風当りが強い職場も経験しました。

多様な看護師に出会い、スキルを磨く

-応援ナース・トラベルナースの魅力を教えてください。

応援ナース・トラベルナースの魅力は「圧倒的な出会いの多さ」「色んな場所で働く選択肢が増えること」この2択で迷います。

大人になってからの人付き合いは、地元の友達や職場の同僚に限られがちですよね。応援ナースは移住先の病院だけでなく、地域の方々の知り合いも増えていきます。プライベートでは、契約が満了し移住後にも帰れる場所が全国各地に増えて行くのがとても楽しいです。

仕事面でも色んな看護師のスキルを見たり、声掛けやケアの工夫などを知ることができ、自分に取り入れられれば自分の看護の幅を広げることが出来ます。

また、いろいろな病院で働くので、応援ナース・トラベルナースや中途採用、新人看護師など新規職員が入職した時の、仕事を覚えやすくするための工夫や職場に馴染みやすくするための対応など、教育的スキルも学ぶことが出来ます。

そして看護師には色んな働き方があると知るきっかけになります。「ひとつの場所しか働けない」という選択肢の狭さが無くなることは、看護師として働く上で、気持ちの負担を軽くすることが出来ます。

-今の仕事にどのような形で活かされていますか

応援ナース・トラベルナースとして経験を積んだことで、新しい環境に慣れる速さとコミュニケーション能力が格段に上がりました。そして、応援ナースを通してたくさんの人と関わったことで看護師が働く世界は広いことを知りました。

ずっと自分は経験を活かせる急性期の医療に携わっていくのだと思っていましたが、『好きな仕事をしたい』と思えるようになり、現在は沖縄県の美容外科に勤め、医療アートメイク部門の立ち上げを任されています。

また、県内のクラスター発生施設のサポートなどの社会貢献活動もしています。

-応援ナース・トラベルナースに興味のある方へメッセージをお願いします。

私は、応援ナース・トラベルナースという働き方が大好きで、魅力を感じています。応援ナースを卒業した今でも、やって良かったと心から思っています。

応援ナース・トラベルナースについて興味があるなら、SNSで応援ナース・トラベルナースをしている人にDMを送ってみたり、派遣会社などに問い合わせてみたり、説明会に足を運んでみたり、自分から積極的に情報を取得しにいくことをオススメします。

もし、あなたが応援ナース・トラベルナースをやってみたいけど一歩が踏み出せないなら、是非チャレンジしてみることをオススメします。短期契約で合わなければ違う道を選ぶことも出来るからです。

最後に 

多種多様な看護師の働き方がある中で、応援ナース・トラベルナースをしていた長濱さんにインタビューをしました。

看護師としてのキャリアを磨くために選んだ応援ナース・トラベルナースの道。

笑顔の女性看護師

生涯看護師を続けていく中で、応援ナース・トラベルナースは短期間での就労も可能です。看護師の新しい働き方のひとつとして、応援ナース・トラベルナースを参考にして頂きたいです。

おススメの応援ナース・トラベルナース求人サイト】
離島・沖縄で働く看護師転職サイトはナースパワー

応援ナース・トラベルナースについて、合わせてこちらの記事もご参照ください。

インタビュアー、ライター:岡野 恭子

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この記事を書いた人

1981年生まれ。茨城県在住。看護師歴15年。2児のアラフォーママ。内科・婦人科・皮膚科混合病棟、外来、老人保健施設の経験を経て、現在は医療・看護分野を中心にライター活動に専念。

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