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結婚相談所「看護師×出会い」での幸せを応援する【ナース図鑑】

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自身の婚活経験を活かし婚活事業を運営している、フリーランス看護師の横山英理子さん。会員様はナースを対象としており、持ち前のコミュニケーション能力と傾聴力により、8割の成婚率を誇ります。
その他にも活動は多岐にわたります。

「看護師さんがいろいろな形で、お仕事ができるのを応援したいと思っています」と語る横山さんにお話を伺いました。

笑顔の女性看護師

この記事はYouTubeの「ナース図鑑LIVEnow」のインタビュー動画をもとに、ナースLabのライターが作成しています。
動画を見たい方は「再生ボタン▶」をクリック!


目次

結婚相談所「看護師×出会い」でナースの幸せを応援する働き方

フリーランス

-看護師×出会いをつなぐ横山英理子さん、自己紹介をお願いします。

東京都在住の横山英理子です。フリーランスの看護師になって7年になります。

2018年から看護師のための結婚相談所「ナースのとも良縁」を医師・看護師を中心とした人材紹介会社MRTの子会社と業務提携して運営しています。

国内最大級の日本結婚相談所連盟に加盟しています。加盟相談所約3000社のうち、2019年はトップ30の中に入らせていただきました。関東では2つしか入らなかったので、頑張っている方かなぁと思っています。
看護師さんを中心に担当させていただいており、担当した看護師さんは8割くらいが結婚していきます。

2021年の1月には1ヵ月で9組という過去最多のご結婚が決まりました。

その後はフリーの看護師として新型コロナウイルスのワクチン接種の仕事も忙しかったので、登録済みの会員さんをラインでフォローすることしかできなかったのですが、皆さん見事にプロポーズを受けられて、婚約指輪の写真が続々届きました

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看護師は素敵な人がたくさん、結婚相談所は自分探しの場所

家族のイメージ画像

-私の周りでも結婚できないという人が、特に看護師は多くて。どうしてなんでしょう?あんなに人をケアできるから自分の縁もつなげられるような気がしますが、不器用なんでしょうか。

皆さん素晴らしくて素敵だなと思う看護師さんばかりなんですが、不器用なのと、恋愛に自信を持ってない方が意外に多い印象です。あと、仕事を頑張ってるから恋愛はいいかなみたいになってたり、優しすぎて相手の言うがまま振り回される感じになっていたり。全部昔の自分に当てはまるんですけど。

-恋愛の達人というイメージがありますが、実はそんな裏話があるんですね。

10年間の婚活であらゆる振られ方を経験していると思います。

-やはり、ご自身の経験がアドバイスとして活きるのでしょうか?

そういうときもありますが、婚活は人によって全然違うんですね。私は会員さんが話しているのを「へー、そうなんだ」と聞くことに徹しています。その中で3回質問するのがポイントです。たとえば、お医者さんと結婚したいという人を担当することも結構あるんです。

お医者さんと結婚したいという会員さんに私は「そうなんだ、どうして?」と尋ねます。会員さんいわく「尊敬できるから」。
私はさらに「どうして尊敬できると結婚したいの?尊敬できるんだったら金メダリストの方とも結婚したい?柔道の金メダリストの方とか尊敬できるじゃない」と言うと、「そういうわけではないんですけど、やっぱりお医者さんじゃなきゃダメなんです」という話になって、どうしてと聞くと「会話が合うから」と会員さん、「どうしてお医者さんじゃないと会話が合わないの?」といったように、なんで、なんで、なんでを3回繰り返して聞くとみんな「あれ?」と思うんですよね。

すると「こういう人と結婚したいのかも」みたいなことを途中で言い始めたり、ドラマチックに結婚するというより、お付き合いする中で「この人かなと思うんですよね」という感じで皆さん結婚していきますね。

-結婚に憧れがあると、私の友達は理想が高くなって現実離れしていくんです。横山さんは深堀りしていく中で、本質が見えていくような聞き上手なところがありますけど、皆さん理想がどんどん高くなっているんでしょうか。

年代にもよると思うんですけど、30代はほぼ結婚するんですよ。
皆さん自分にはどういう人が合うのかがわかってないところがあって、私もそうだったんです。実は私もお医者さんと結婚したくて、お付き合いもしてたんです。でも、今の旦那さんだけは医者じゃなくて、会社員で実家が農家、年上が良かったけど9歳年下でした。自分の理想と、自分に合う人は違ったりするんですよね

看護師の仕事での対応力は婚活に活かせる

聴診器

-ご主人は違ったんですね。

はい。実家とはつかず離れずが理想でしたが、夫は親と仲良しで私も年間30泊ぐらい夫の実家に泊まります。今では向こうのご両親から、私にダイレクトに電話がかかってくるほど仲良しです。

-すごく仲良くされてるんですね。

そうなんです。看護師さんだったら、絶対義理のご両親と仲良くできると思います。
看護師さんは患者さんだと思ったら、いろいろなことに対応できますからね。
お見合いも「何を話したらいいのかわからないです」と皆さん言います。
「アナムネ(入院時に病歴や家族歴、日常生活などについて聴取すること)とってくればいいから。でも、病歴だけは聞かないでね。」と伝えています。

-アナムネ。仕事感が出るけど、看護師にとってはすごくしっくりきます。

お名前は、お住まいは、どうして今日ここにいらっしゃったんですか、などを聞いて、おうむ返しも皆さん普通にできますから、なるほど、なるほどという感じで。
ニコニコ聞いて、最後は「お大事に」じゃなくて「ありがとう」と言って帰って来てねと話しています。

看護師ならでは、結婚相談所のお見合い・デート報告は「SOAPで書いて」

他には、「お見合いの報告は何を書いたらいいですか?」と聞かれるので、「SOAPで書いて」と伝えると、きっちり書いてきてくれます。

-「SOAPで書いて」は看護師だからわかることですね。

お見合い報告は、毎回読むのが楽しみなんです。

S:今日お見合い写真と同じスーツだった。
O:意外と若く見えました。
A:かなり緊張してたみたいで、あまり話せなかったけど、きっとすごくいい人だと思いました。もう1回会ってもいいと思います。
P:交際でお願いします。

-すごくわかりやすい。
看護師にぴったりですね。SOAPで書くってすごくいいですね。

デート報告もSOAPを使っています。
多分、結婚が早い人はSOAPとアセスメントがしっかりしてるんですよ。ある方には、「プランがちょっと甘いけど、ランチだけじゃなくて、半日くらい一緒にいてお茶くらい飲める時間までいたら?こういうプランどう?」と話すと「プラン変更でお願いします」などのやりとりをしています。

他には、アセスメントに「私のことを好きなのかわからない」と書いてあり、「何でそう思ったの?」と聞くと、会員さんは「なんか言葉が少なくて」と。「なるほど、じゃあ気持ちを聞いておくね」 と会員さんに伝える。結婚相談所って、お相手の担当カウンセラーを通じて、私がお相手の話を聞けるんですよ。

「うちの会員の女の子が、お相手の言葉が少なくて『私のことを好きなのかしら』と疑問に思っています。実のところ、どう思われてますか」と聞くと

担当の方から「そんなことないですよ、気持ちを話したと言ってましたよ」と。声が小さくて、告白してたのに聞こえてなかったということがあったんです。「次回もう1回言ってください」と伝えて、めでたくご成婚されましたね。

-おめでとうございます!そこのフォローがなかったら、すれ違っていた可能性はありますよね。

彼は彼であんなに勇気を振り絞って言ったのに反応がなかったと落ち込んで、彼女は彼女で全然好きって言ってくれないからといって、すれ違ってるなぁということがありました。

病院時代に悩み、転職活動の経験から今の働き方に

問診する看護師の画像

-現在の働き方になるまでの経緯を教えてください。

高校時代の闘病がきっかけで看護師になりました。
私はなかなか病院に馴染めなくて、本当に悩みながら病院で働いていました。
ナース5年目で転職活動をしたときの経験から、医療職専門の人材紹介会社に転職し7年勤めました。

その後、母の看病がきっかけで、人生の最期に関わることが多い在宅医療の業界へ進みます。法人内の開業支援などコンサル部門も経験しました。クリニック開業・介護施設の業務効率化・ナースの離職予防などのセミナーを開催してきました。

看護師さんが大好き、私の行動基準は「看護師の幸せを応援する」

横山さんニュース画像

-横山さんの活動は多岐にわたっていますね。

コロナワクチンの職域接種のお仕事では、看護師向けに復帰前のオンライン勉強会をしています。他にも大阪の陽性患者さんと電話でやり取りしていますが、コロナの自宅療養者を支える活動の様子はNHKでも紹介していただきました

-最後に今後の展望をお聞かせください。

私は本当に悩みながら病院で働いていたので、看護師さんがいろいろな形で、お仕事ができるのを応援したいと思っています。その延長線上で、素敵な人生を歩んでいることがやっぱり大事だなぁと思ったので、結婚相談所をさせていただいています。

とにかく私は看護師さんが大好きなので、いろいろな方とお話しさせていただきたいと思っています。お茶に誘っていただけましたら大歓迎ですので、ぜひお声がけいただければと思っています。

インタビュアー:松井英子
ライター:伊藤ひとみ

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この記事を書いた人

メディアを運営しているナースライフバランス研究室です。「働き方を変えたい」「何かにチャレンジしてみたい」そんなあなたの新たな一歩を応援していきます。

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